SOGI(性的指向と性自認)というワードをご存じですか? LGBTと呼ばれる人たちに限らず、私たちは一人ひとり違ったセクシュアリティを持っています。今回は、多様な性のあり方を知るきっかけとして、読者の皆さんの声を集めてみました。
※この記事はGINGERサポーターアンケート(今回の調査対象は約100人)を軸に構成。プライバシー保護のため、個人データは省略して記載しています。
Dさん(31歳/サービス)の場合
「女性に見られて女性でいたいと思えるので、心は女性なのだと思います。でも中学時代、学ランでスラックスが履きたいと校長先生にお願いしたことがあったり、女子生徒に不思議な感情を抱いたことも・・・。そのときは考えこみましたね。
大人になってストーカーなどの被害にあったりして、男性という生き物を拒絶していた時期があり、そのころは恋愛感情などまったくなくなりました。最近になってやっと、恋愛がしたいと心から思えるようになりましたが、何せずーーーーーっとセックスをしていないので、これから誰かを本気で好きになって恋愛してセックスをして、性に対する幸せを感じることはできるのだろうかと、不安です」
Eさん(33歳/自営業)の場合
「頭の中は四六時中、恋愛のことばかり。男性のことを意識しすぎて困っています。街行く男性を意識してしまうくらい自意識過剰気味で、目が合って見つめられたりすると、自分のこと好きなのかなと思ってしまって・・・できればもっと男性のことを意識せずに生活してみたいです。
性欲も高めで、エッチをするために付き合うようなものだと思っているくらい。毎日エッチしている友人の話を聞いたことがあって、羨ましいと思います。この性欲、どうにかならないでしょうか」
Fさん(29歳/メーカー)の場合
「自分が女性であることに疑いを持ったことはないですが、実はセクシーな男性を見てもあまり興味が湧かず、グラビアアイドルの写真などを見てムラムラすることがあります。これはいったい・・・? 自分でもわかりません。
でも性欲が高いかというとそうでもなくて、付き合ってもできればセックスしたくないです。手をつなぐくらいで十分だと思う。中高生のころから普通の恋愛感情も経験してきたけど、歳を取るごとにだんだんその思いが強くなっています」
今回ご紹介した3名の性的指向には、それぞれに違いがあるのはもちろん、個々人のなかでもときの流れによって変化が生じていることがわかりました。
あなた自身は、どうですか? このアンケートには“正しい”回答はありません。一人ひとりの答えが違って当たり前。自分ならどう答えるか、自分自身のことをもっとよく知るきっかけとして、ぜひ考えてみてくださいね!
以上、アラサーリアル調査でした。