仕事がらみで、適齢期男子(およそ27~35歳の独身男性)の話を聞き取る機会が多いのですが、男ってヤツはやっぱりね・・・的な身勝手要素も多々あれど、女性にとって耳の痛い指摘もいろいろあったりで。
今回は、そんなリサーチのなかで、彼らから苦言を呈された「女性のこういう態度にがっかり」的なNGをご紹介。淑女の皆さん、どうぞお気をつけて。
男はやっぱりロマンティストなのであーる
交際し始めたばかりのころは、何もかもが新鮮で、お互いに気遣いもたっぷりなのですが・・・半年、1年と時が経つうちに、ついつい気の緩みが出てしまうもの。
そんな頃合いに・・・彼の目が厳しく光る瞬間が!
男性側から報告された、彼女に対する不満とは・・・。
《ケース1》
「付き合い始めの頃は、キスしただけで赤面したり、裸を見せることにも恥じらっていたのに。この前、行為のあとにシャワーを浴びてバスルームから出てきた彼女が、裸の上半身にタオルを首から垂らして乳首部分を隠している姿で登場(さすがにパンツははいてましたが)。
オレに言わせると、それって猪木(プロレスラー)か!?ってかんじなわけですよ。セクシーとかじゃないし、なんだかやたら堂々としていて。そのまま部屋を横切って冷蔵庫からペットボトルを出して、立ったままグビグビと水を飲んだりして。いや、これはさすがに萎えました」(映像会社勤務・31歳男性)
⇒ 隠されているからこそ“見たい”というのが男の心理。あけっぴろげにされると、興味を失ってしまいます。彼に対して心を開いていても、気を緩ませるのはNGです。
・・・・・
《ケース2》
「付き合って4年の彼女がいます。正直、会うたびにセックスするというテンションではなくなっているんですが、ボク的にはそういうものかなと思っているし、それが悪いことだとは思わない。でも彼女は不満らしくて、『なんで、しないの?』『今日はするつもりあるの?』とストレートに聞いてくることが多くなってきて。満足させていないこっちに責任があるような空気になっているけれど、その態度もこっちのやる気を失わせている原因のひとつなんだけどなぁ」(スポーツ財団勤務・33歳男性)
⇒ 男女の行為は、あくまでも “秘め事”。堂々と語られてしまう時点で、魔法が解けてしまいます。女性側からお誘いするとしても、言い方をよーく吟味して。彼の積極性のなさを糾弾するのは、まったくの逆効果なのです。
つまり・・・やはり、男はロマンティストで、女はリアリストだということ。どんなに交際期間が長くなっても、女としての“恥じらい”を忘れてはいけません。
では、どうすればよいのかって? 男性側から模範回答(笑)をいただきましたのでご覧ください。
《ケース1》の男性より
「行為中は大胆でも、その前後では恥ずかしがっているなって様子が伝わってくると、いわゆるギャップ萌えですね。男の目を気にしながら着替えたり、すっぴんを見せることに抵抗感を示したり、行為のあとは照れている様子だったり・・・“慣れていない”感じが男を刺激するわけで。男は女性にある種の幻想を抱いていますから、それを壊さないでほしいです」
《ケース2》の男性より
「もし彼女のほうから仕掛けてくるなら、『今日、すごくそういう気持ち』とか『〇〇くんに可愛がってもらいたい』とか、可愛くおねだりしてもらいたい。え? そういうセリフを言うのが恥ずかしいですか? その恥ずかしいのに彼女が言ってきたってことに、グッとくるわけですよ、男は」
・・・やや男性陣の妄想が激しいというか、勝手なこと言ってる感もありますが、大なり小なりこれは男の本音。“恥じらい”を忘れずにいることで、彼との関係の“鮮度”を長く保つことができる――ということは、心にメモしておきましょう。