女性ホルモンという言葉にどんなイメージをお持ちでしょうか? いつもキレイで元気なあの子は女性ホルモンもしっかりと分泌されていて、女性としての魅力に溢(あふ)れている。だから素敵で幸せな恋愛もできるんだろうな。それに比べて私は・・・。女子力も低いし女性ホルモンがきちんと分泌されているかもわからない。こんな風に自分自身に自信を失いかけているあなたに、女子力と女性ホルモンの関係の真実をお届けします。
女性ホルモンに多い、少ないはない!?
以前に説明した女性ホルモンのメカニズムを覚えているでしょうか?
簡単におさらいすると、女性ホルモンにはエストロゲンとプロゲステロンの2種類があり、これらのホルモンが交互に分泌することで毎月の生理のリズムを作り出しています。
女性ホルモンが一生に分泌される量は、わずかティースプーン1杯程度といわれており、これに関してはほとんど個人差がありません。
また、女性ホルモンのバランスが崩れているという表現は、この2種類のホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌のバランスが崩れることを指します。
ということは、きちんとバランス良く分泌されていることが重要であり、多い少ないという表現は本来ないのです。
なので安心してください! 女子力と女性ホルモンは関係ありません。
そして、女子力と幸せな恋愛ができないことも関係ないのです。もしもあなたが、自分のことを女子力がないから幸せになれないんだと思っているとしたら、それは他の誰かと比較して自分をダメだ・・・とジャッジしてしまっているその心のクセで、素敵な恋愛が出来ないという現実につながってしまっているのかもしれません。
幸せになれない理由はホルモンではなくコレ!
いつもオシャレでセンスも良く、明るくて誰にでも気軽に話しかける笑顔が素敵なあの人は幸せそうで羨ましい。
それに比べて私は、センスも悪いし気も利かないし愛想笑いもできないし人見知り。こんなんだから幸せになれないんだ・・・と自分を責めてしまってはいませんか?
断言します!
あなたが幸せになれないのは、センスが悪いからでも気が利かないからでも、人見知りで愛想笑いが出来ないからでもありません!
こんな自分なんて・・・と考えているその心が幸せを遠ざけていることに気づいてください。
他人があなたに対して「魅力がない女性」と思っているのではなく、あなた自身が「私は魅力がない女性」と思っていることこそが原因なのです。
まずはありのままの自分を好きになりましょう!
この言葉を聞いたことがありますか?
「自分を嫌いな人のことを、誰が好きになってくれるのだろうか?」
幸せな恋愛をするために大切なことは、まずはあなた自身がありのままの自分を受け入れ認めてあげること。
誰かと比べて自分を評価するのではなく、自分は自分なんだと認めてあげることが重要です。
でもどうやって?と思ったあなたに、自分を大切にできるようになる簡単な方法をお伝えしますね。
毎日手帳やノートに体や心の変化を記録するようにしてみてください。たくさん書く必要はありません。
今日はやけにイライラした、寝起きが悪かった、上司に叱られて凹んだ、気分が良かったなどなんでもOKです。
記録することのメリットは自分をよりよく知ることができるという点です。
他人との人間関係よりも、まずは自分との関係を良好にすることが大切。
書くことで自分を客観視出来るようになるので、「あぁ、今日はこんな風に感じたのか・・・」や「今日は体調悪いなか、よく頑張った♪」など、自分に対して思いやりの気持ちを持てるようになっていきます。
そして、あわせて生理日も記録するのがオススメ。
生理前になるといつもより落ち込みやすいな・・・、ダルくて仕事に集中できないな、逆に生理後は気持ちも元気だ!などと徐々にパターンが見えてくるはずです。
これが女性ホルモンのリズムを知るということ。
本物の女性らしさとは外見的な部分だけではなく、女性としての自分の体や心を慈しみ大切にできているかどうか、にかかっているのかもしれません。
あなた自身がありのままの自分を好きになれた時、ありのままのあなたの魅力に惹かれる素敵な男性が現れ、心から満たされる幸せな恋愛ができるのだと思います。