少女漫画は“甘い”だけじゃない――酸いも甘いも嚙み分けた今だからこそ沼ってしまう人続出?! ドロドロな恋愛にハマっていくヒロインに自分を重ね合わせる? それとも反面教師にする?
1. 『シジュウカラ』
40歳の忍は、ひとまわり年上の夫、中学生の息子と暮らす売れない漫画家。22歳の爽やかイケメンアシスタント・千秋に、失っていた乙女心をうっかり再燃させられそうになる忍。しかし、千秋には思惑があって…。
担当編集のウラ話
「久々のトキメキに浮かれる一方で、常識的なためらいや葛藤、離婚や今後の経済状況、親との確執などの問題に逡巡する忍の心情が盛り込まれており、リアリティたっぷりです」
2. 『liar』
新社会人OLの成田美紗緒は、目ツキの悪くて背のすこぶる高い会社の上司、市川のことが大嫌い…だったはずなのに…!? ふとしたきっかけで、誰も幸せにならない上辺だけの“大人の関係”に堕ちてしまうふたり――。
担当編集のウラ話
「男女それぞれの視点から描かれるため、打算も本音も、知っているのは読者だけ。いけない関係なのに我慢ができない、恋愛特有のもどかしさがぎゅっと詰め込まれています」
3. 『わたしは真夜中』
バツイチの夜野とばりは、図書館司書として働く31歳。そんなとばりが図書館で出会ったのは、19歳の青年・池端。「あの、今度一緒に寝てくれませんか?」池端からの衝撃的な一言でスタートする時に甘く、大いに切ないふたりの関係。
担当編集のウラ話
「感情を表に出すことが苦手な主人公・とばり(31歳バツイチ)と、素直なワンコ系男子・池端(19歳大学生)のバランスが最高の本作。池端の真っすぐさにきゅんきゅんきます!!」
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