厚手のコートが必要な日が増えてきました。ここからは冬に向けてまっしぐら。寒さに負けないよう、体が温まる料理を積極的にいただきましょう。
料理家 田中美奈子さんの連載「野菜が際立つ簡単ごはん」。今回は、ベトナム料理の1つでダイエットにも良いといわれる、フォーをご紹介。10~11月に旬を迎えるパクチーを効かせて、さらに美味しく!
鶏団子とパクチーのフォー
米粉と水を原料にしたライスヌードルのフォーは、ほかの麺類に比べて糖質が少なめ。スープの味付けも薄めで十分に美味しくいただけるので、カロリー押さえめで作れます。具材には低カロリーの鶏団子やもやし、ビタミンK、カリウム、βカロチンが豊富なパクチーを選べば完璧!
●材料(1人前)
米粉麺 1人前
にんにく 1かけ
生姜スライス 2枚
ネギ 10センチ
パクチーの根っこ部分 1束
水 500ml
鶏ガラ顆粒 小さじ2
もやし 100g
鶏団子材料
鶏ひき肉 100g
片栗粉 小さじ1/2
塩、胡椒 少々
すりおろし生姜 1/2カケ
仕上げに
パクチーの葉っぱ部分 1束
レモン 1/4個
輪切りの唐辛子 適量
ミント お好みで
ブラックペッパー、ごま油、ナンプラー 適量
●作り方[所要時間15分]
1. 鶏団子の材料をボウルに入れて練り合わせ、団子を3個つくる。ネギは表面の白い部分を極細にカットして白髪ネギに。
2. 鍋に水を入れ、緑色部分のネギ、パクチーの根っこ部分、生姜、にんにくと一緒に沸騰させて1の鶏団子を入れ、1分ほど茹でてすべてを取り出す。
3. 2の鍋に米粉麺を入て茹で、茹で上がり少し前にもやしを入れるタイミングで肉団子も鍋に戻す。
4. お好みで仕上げの材料を入れる。
出来上がり!
あつあつのうちに、召し上がれ! やさしい味のスープとフォーに癒されるはず。鶏団子はゴロンとちょっと大きめのサイズで食べ応えを出して。
パクチーは3~6月、10~11月が旬。葉、茎、根も料理できて、独特の香りと味が食欲をそそります。
仕事から帰宅した夜ごはんに、週末のランチに。麺が食べたくなったら、ヘルシーなフォーをぜひお試しください。
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