スーパーマーケットだけでなく、街の八百屋さんにも並ぶほど身近な存在になっているズッキーニ。外見はきゅうりに似ていますが、ウリ科でカボチャの仲間です。濃い緑色が目を引くズッキーニは、夏野菜の代表格。ラタトゥイユやパスタなどで脇役使いが多いかもしれませんが、主役にもなれる奥深さを備えています。
今回の料理家 田中美奈子さんの連載「野菜が際立つ簡単ごはん」は、ズッキーニの持ち味を生かした極旨な一品をご紹介!
ズッキーニ・リピエーニ(ズッキーニの肉詰め)
イタリアの家庭料理としてお馴染みの、ズッキーニ・リピエーニ。ズッキーニの長い形状をそのまま生かしてて作る、メインになれる料理です。食卓が華やぎます。
●材料(作りやすい分量)
ズッキーニ 3本
A
鶏ひき肉 300g
玉ねぎ 1/4個分
粉チーズ 大さじ3
塩 小さじ1/2
オレガノ(ドライ)小さじ1
ナツメグパウダー 少々
B
パルミジャーノチーズ 適量
パン粉 適量
ブラックペッパー 少々
オリーブオイル 適量
●作り方[所要時間35分]
1. ズッキーニを縦半分に切り、耐熱皿に入れて500wで約5分レンジにかける。
2. ズッキーニの中をくりぬき、カット。玉ねぎもみじん切りにする。
3. ボウルにAと2を入れて練り合わせてたものをズッキーニに詰め、Bをふりかけ、180度のオーブンで焼き色がつくまで20分ほど焼く。
出来上がり!
お好みでレモンをしぼって召し上がれ!
カリッと焦げ目がついたズッキーニ・リピエーニは、食欲をそそります。ランチにも、ディナーにもおすすめ。
通常は合挽肉や豚ひき肉ですが、鶏ひき肉にしてヘルシーにしました。アツアツはもちろん、冷めても美味しいので、翌日はカットしてお弁当や、サンドイッチにはさんでも◎。
1人でズッキーニ1本分はあっという間に食べてしまう美味しさ。翌日分も見越して、3本分ぐらい多めに作ってお楽しみください。
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