【アラサーリアル婚活記③】結論!男って結局何も分かっていないの巻

20代なんてまだまだチヤホヤされてナンボでしょ!なんて思い過ごしていたら、気づけばアラサー&彼氏いない歴5年。周りは長く付き合っている彼と婚約秒読み!なんて女子が急激に増えだした。一方で、私は最近WEB系コンサル会社に転職したばかりで、毎日慣れない仕事に奮闘するも、このままじゃ気づいたときには30代突入してるかも・・・、とようやく焦りだした、ごく一般的なOL。ワタシ、一之瀬ゆりか 27歳のセキララ婚活ドキュメントをここに綴っていく。

前回、上司に紹介してもらった外資系コンサルで働くハイスペ男子と出会い、初めてふたりっきりのデートをするも、衝撃の出来事が勃発。しかし、まだこれは彼の真の姿ではないのかもしれない…、と淡い希望を抱き、2度目のデートに挑む。

想像もつかない手巻き寿司デートの行方はいかに

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前回、会社の男性陣から私に問題があるのでは?と思わぬ意見をぶつけられ完全に自信喪失。紹介してくれた上司はというと、

上司「もしまた誘われたら、もう一度だけチャンスをあげてやってよ。彼も緊張していたのかもしれないし、夜にふたりで食事に行ったら、あいつも格好つけると思うんだ」

だからもう一回だけ会ってみてほしいとお願いされてしまった。
そうねぇ。たしかにふたりでちゃんと食事には行ったことないし・・・。もう一度だけ誘われたら考えてみよう!

数日後、コグマくんから食事のお誘いがきた。日程はスムーズに決まり、どこへ連れて行ってくれるのかいろんな意味でドキドキしていたら(前回のかき氷事件然り)、彼からお店のURLが送られてきたので開いてみると、そこには手巻き寿司専門店という見慣れない言葉が目に入ってきた。

ゆりか(心の声)(ん??? あれ、これってデートだよね?)

送られてきたURLを開いてお店をチェックすると、かなり洒落た内装の店内で、想像以上に素敵な雰囲気のお店。でも・・・正直手巻き寿司って、付き合ってもいない人とデートで行くには少し抵抗があるジャンルだと思った。意表をついたつもりかもしれないけど、無難に洒落たイタリアンレストランとかで良かったのにな、と思ってしまった。
一方で「手巻き寿司、楽しそうだよね!!」とコグマくんはとても楽しみにしている様子だった。

当日、店前で待ち合わせて店内に入る。オーダー方法は、1人一枚注文用紙をもらい、そこに書いてある食べたい具材に印をつけて、店員さんに渡すという少し変わったシステム。手巻き寿司自体の値段はかなりリーズナブルなのに、それなりに美味しかった。

手巻き寿司といっても量もそんなに食べられないので、すぐ食べ終わってしまい、まだ時間が早いから2軒目に行こうという流れになった。その前に、お手洗いへ、と席を立つと店員さんとコグマくんがやりとりする声がなんとなく聞こえた。時間が早いからか、お客さんは私たちしかいない。これはお会計してくれている!?

微かな期待を抱いて席に戻ると、今度は彼がお手洗いに。すかさず彼の席を見ると、そこにはクレジットカードの控えが置いてある。

ゆりか(心の声)(なんだ〜! やればできる人だったのね!最初からそうしてくれたら良かったのに)

なんて少しほくそ笑みながら自分の席をふと見ると、カウンターの上に1枚の伝票が置いてある。よく見るとワタシが注文した分の伝票。

ゆりか(心の声)(これは何かしら?)

何がなんだか分からなくて一瞬固まったが、すぐに状況を理解した。各々オーダーシートで注文していたので、彼は自分の伝票だけもらってカードで支払ったというわけだ。

パッと前を見ると、気まずそうな顔をした店員さんと目が合った。状況を把握するまでの一連を流れをずっと見られていたのかと思うと、惨めな気持ちでいっぱいになって、思わず目が少し潤んだ。今でも店員さんたちの憐れみの目が忘れられない。

戻ってきた彼は「じゃあ行こうか」と何事もなかったかのようにニッコリしている。その様子に動揺しながら伝票をレジへ持って、自分が食べた分の支払いを済ませた。コグマくんはというと、その間も何食わぬ顔でスマホをいじりながら入り口で待っている。もちろん店を出てからお会計について何も触れてこない。雲行きの怪しさがますます濃厚になってきた。

2軒目はお酒メインのお洒落なバル。人生で一番衝撃的な割り勘をされ、「どうせ自分で払うんだから飲んでやる!」とヤケ酒に走った。飲まないとやっていられないわよ!

飲み始めてからしばらくして、コグマくんの声のトーンが変わった。

コグマくん「まだ21時だし、もう1軒だけ付き合ってよ」

ワタシ、意外と断れない人間なのよね・・・。お酒のスイッチも入ってきたことだし、少しだけならと3軒目へ。

2軒目の気になるお会計はというと「払いますよ」とわざわざ言ってあげたのに、なぜかコグマくんは支払ってくれた。だったら1軒目で払ってほしかった。だから、この2軒目で格好つけられても、時すでに遅し。ワタシの中で完全に彼はナシ。サクッと飲んでおさらばしよう。

衝撃発言!自分の友人をまさかの○○呼ばわり

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3軒目はムーディーな雰囲気漂う、少し暗めのお洒落なバーに連れていかれた。そのバーが漂わせる雰囲気に、今日がデートだったことを思い出す(笑)。

3軒目ということもあって、深い話ができる雰囲気となり、そこで初めてワタシの恋愛観を聞かれた。好きな男性のタイプは?と聞かれたあとに、苦手な男性のタイプは?と、コグマくんが身をこちらに少し寄せながら聞いてきた。ちょっと、あんまり近づかないでよね。

ゆりか「ケチな人はちょっと・・・。お金のことを気にするせいで、一緒にいて楽しいはずの時間も台無しになってしまうので」

遠回しに今のワタシの気持ちを伝えたつもりだった。けれどコグマくんにはまったく伝わらなかった模様。

コグマくん「え、そんな人いたんだ? 今までケチだった人ってどんな人?なんかエピソード教えてよ」

ゆりか(心の声)(今目の前にいるオマエのことだよーーーーー!!!)

嘘でしょ、自覚がないなんて。終いには、仲介人であるワタシの上司のことを、「あいつもなかなかケチだよね」と言い出す始末。

ゆりか「先輩はそんなことないですよ! 一緒にランチへ行ったときはご馳走してくれますし!!」

思わずムキになって言い返してしまった。どの立場でそんなことが言えるのか、だんだん腹が立ってきた。そのあと、話はコグマくんの恋愛話に。

ゆりか「コグマさんの譲れない条件ってなんですか?」

コグマくん「俺は依存しない女性かな。精神的にも金銭面的にも自立してる子がいいんだよね」

彼はお金やスペックで寄ってくる女性が嫌いらしい。そして、よくよく話を聞くと今までの一連の奇行は私がそういう女だと思って、試していたわけではなかったらしい。

コグマくん「ゆりかちゃんはそういう面しっかりしてるよね。自立しててすごく魅力的だと思うんだよね、俺」

褒めてくれているつもりなのだろうけど、まったくワタシのこと何もわかってない! それに、自立しているように思えるのは、ただ単にコグマくんが甘えさせてくれる隙をくれなかっただけ・・・。

さらなる衝撃発言でいよいよ撃沈

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この日の出来事を受けて、ワタシのなかでコグマくんとの可能性は完全にゼロになった。嫌なことはたくさんあったけど、美味しいお酒も飲めたし、女子会で話せる話題ができたと思って、次に進もう。そう決めた矢先にコグマくんがとんでもないことを言い放ったのだ。

終電近くになり、駅のホームまで送ってくれたコグマくん。すると、突然「俺と付き合ってほしい!」と告白された。想定外な展開に動揺が隠せないでいると、「返事は今すぐじゃなくていいよ」と彼が慌てたように続けて言った。ちょうど終電が来てしまい、「お返事は今度改めて・・・」。そう言って逃げるように電車に飛び乗った。

後日、もちろん丁重にお断りをした(苦笑)。お金やスペックで見られたくないって言うけどさ、特別イケメンでもない。一生困らないくらいお金持ちなわけでもない。話が面白いわけでもない。じゃあどこを好きになれって言うの?

男は見かけのスペックじゃなくて、内面が大切? いやいや、内面なんて一緒にいる時間が長くないと本当のことなんて分からないし、まずは“あなたを知りたい”って女性に思わせることが大切なんじゃないの? そんなんじゃ興味も湧きません!

ちなみに、この日終電に乗れたはいいが、ヤケ酒で飲み過ぎて電車で寝過してしまったのだ・・・。見ず知らずの降り立った駅で自宅までタクシーを使おうか悩んだけど、コグマくんにタクシー代を使うみたいで悔しかったから、家まで2時間半もかけて歩いて帰ったのは、今では良い思い出だ。女独身、27歳の戦い(婚活)の日々は続く。

【前回のお話はこちら】


【GINGERエージェンシー】一之瀬ゆりか/WEB系コンサル
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【GINGERエージェンシー】一之瀬ゆりか/WEB系コンサル
彼氏いない歴5年ながら、出会いの場へは積極的に赴くアクティブ派。数えきれないほどの出会いの場へ飛び込んでいったため、友達に紹介できる男性が増える一方という有り様。この状況を打破するべく、次にお付き合いする人と絶対に結婚する!と固く誓い、日夜婚活に励んでいる。
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