ビジネス、ファッション、そして星占い・・・そこかしこで耳にする「新しい時代の到来」とは、いったいどんなもので、私たちはどのようにそれを迎えるのがいいのでしょう? 著書『「風の時代」に自分を最適化する方法』が大ヒット中の星読み係でヒーラーのyujiさんに、新時代の生き方、仕事、恋愛について伺いました!
220年ぶりの大転換期!世界はどう変わる?
―いよいよ迎える「風の時代」とは、これまでとどう違うのでしょう?
「いわゆる土の時代といわれているこれまでは、"物やお金をどれだけ持っているか"や"どこに所属しているか"などの肩書きなどが重要視されてきました。
けれどこれからはスピリットや精神など、"目に見えないもの"にフォーカスされる時代になると感じています」
―たしかに、とくにコロナ禍を経て、私たちの価値観が大きく変わったことを誰もが実感していますよね。
「世界中で起きた未曾有の事態は、多くの意味で変化のトリガーになったように思います。私たちはまさに時代の踊り場を経験していたんです。
今までいかに多くのものを所有するかが大切だったmore&moreの時代から、いらないものをそぎ落とし、軽やかで、風通しのいいことを良しとするLess is coolの時代への突入です」
―今が踊り場ということは・・・これからが本番ということですね(汗)・・・! 仕事やビジネスの世界はどう変わっていきますか?
「自分たちだけの利益を考えてしまうと、ビジネスや起業はあまり上手くいきません。その仕事が世の中のためになっているのか、ちゃんと心が込められているのかが大切になってきます。
一部の人だけが得をするクローズドなものよりも、オープンでクリーンなビジネスがより受け入れられる。売り手も、買い手も、そして環境にとっても・・・関わったすべての人がwin-win-winになる方法が、ある意味成功の法則と言えます。
それから、成果や数字を過剰に追わず、自分たちにぴったりのスケールで働くことも重要。忙しさに心を売り渡すような働き方は時代遅れです」
恋愛、結婚、ファッションにも変化の波が到来
―恋愛や結婚についてはどうでしょう?
「型にはまらない、人それぞれの形が尊重されるようになると思います。制度そのものがなくなるとは思いませんが“結婚は30歳までに”とか“絶対にしなくては”という思い込みはなくなっていくでしょうね。LGBTQも含め、まさに多様性が認められ、マイノリティ扱いされる人が少なくなるはず」
―ファッションも変わりますか?
「サステナブルであること、エコであることが当たり前になってきます。そうでないものはもはやオワコンになっていくでしょう。あとは今までよりさらにジェンダーレスが進んでいくので、『これは女性のためのアイテム』『あれは男性のためのもの』という枠が取り払われていくでしょうね。ひとりひとりが自分の個性を大切にして、もっと自由におしゃれを楽しむイメージです。あとは原点回帰というキーワードも出てきています。メイクはナチュラルな傾向が続くでしょう」
エレメント別・時代の風に乗る方法
―これからの時代の“風”に上手く乗るための、コツのようなものはありますか?
「火の星座(おひつじ座・しし座・いて座)の人は、まさにものごとの最初の炎をともす役割です。なにかの火付け役になったり、新しくスタートをきったり、モチベーターとしてアクションを起こすのがいいでしょう。新しい地平を開く、そんなイメージです。
土の星座(おうし座・おとめ座・やぎ座)は、もともと五感や感性が鋭い人たちですから、そのセンスを磨き上げることが重要。気に入っているものや場所に関連することが、そのままあなたの魅力になったり、ビジネスとして成立することも。
風の星座(ふたご座・てんびん座・みずがめ座)は、文字通り風の時代の新常識にマッチしやすい人たち。だからこそ、変に空気を読んだりせず、素のままでいきましょう。本当の自分で勝負できるかどうかがカギになります。
水の星座(かに座・さそり座・うお座)の人は、自分の魅力を全開にすること。ちょっとマニアックな趣味でも、そこを沼化させて、どっぷり浸かってみる。自分にとって居心地のいい場所を探求していると、そこに気の合う人たちが集まってくるはずです」
―生き方から価値観、そして仕事や恋愛のあり方まで、すべてにおいて「オンリーワン」が重要視されるという風の時代。今のタイミングでそれを知ることは、チャンスやタイミングを上手にキャッチすることにもつながりそうです。
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yuji(ゆじ)
星読み係、ヒーラー。18歳でイタリアに渡り、現地の大学院を卒業。ミラノで暮らしたのち、東京に居を移してヒーラーとしての本格的に活動を開始。現在は連載や講演なども行い、幅広い分野で活躍中。著書に『星2.0』(光文社)、『yujiの星読み語り』(ワニブックス)、『めぐるだけ聖地巡礼 POWER BOOK』(幻冬舎)などがある。
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