創設100周年を迎えるグッチ。長い年月を経ても今なお愛され続けるのは、妥協なきクラフツマンシップはもとより、唯一無二の世界観を構築してきた歴史があってこそ。時代の重みを受け継ぐ最新バッグとともに、その軌跡を振り返ります。
バンブー誕生秘話
バンブーハンドルが誕生したのは1947年。戦後の物資不足のなかでブランドのエクスクルーシブな品質を守るため、当時日本から輸入することのできた竹を用いるアイデアがフィレンツェの職人たちによって生み出されたのが始まり。斬新かつエレガントなこのデザインは、瞬く間に世の女性たちを魅了し、グッチの象徴的バッグとしてエターナルな魅力を放ち続けています。
クラシカルなバッグを彩るネオンの差し色
長い歴史を持つバンブーハンドルのバッグは、時代ごとに新たなエッセンスを纏い、進化し続けている。ハンドルにネオンカラーのベルトがセットされた「グッチ ダイアナ」は、1991年に登場したモデルを、アレッサンドロ・ミケーレが再解釈したもの。カラフルなレザーベルトが、クラシックな佇まいのなかにもモダンなアクセントを添えてくれます。
愛されるGGパターン
1930年代、小さなダイヤモンド形が交差するエレガントなパターンとして生まれたディアマンテキャンバス。そこに創設者のイニシャルであるダブルGが組み合わさって今ではブランドのアイコンとなっているGGパターンが1965年に誕生しました。
創設100周年を祝うBIGロゴの巾着バッグ
ラグジュアリーな遊びゴコロを感じさせるカラーパレットに、大きめに配されたGGパターン。伝統を継承しながらも、ポップなエッセンスを取り入れた巾着バッグは、ひと際目を引く存在。フォーマルな装いのハズしにも使えます。
革新的コラボ
昨今、革新的なコラボで話題をさらうグッチ。漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である荒木飛呂彦氏や、国民的マンガである「ドラえもん」とのコラボをはじめ、大人気アニメとタッグを組んだエクスクルーシブなピースの数々は、記憶にも新しい。今季は「バレンシアガ」との“ハッカー プロジェクト”で世界中を驚かせました。
相乗効果で惹きつける前代未聞のハッキング
歴史を継承しながらも、バレンシアガのスピリットをハッキングし変容させた、斬新かつ挑戦的なアプローチ。エレガントなグッチのフローラにバレンシアガのロゴを重ねた、伝統と革新が織りなす新たなるムードを堪能して。
伝統の継承と進化
グッチは100年の歴史を継承しつつも、現代におけるキャッチーなロゴ使いや遊びのあるフォルムなど、視認性の高いデザインを取り入れながらアップデートを続けている。ラグジュアリーのなかにもポップな要素を取り入れた世界観は大人だけでなく、ミレニアル世代にもエイジレスな人気を博しています。
色も形も愛らしいレディに進化したバンブー
「グッチ アリア」コレクションより新たに登場したミニサイズのバンブーハンドル バッグは、優しいピンクカラーで可愛げたっぷり。遊びゴコロあふれるハート形のチェーンバッグは、ニットの上からアクセサリー感覚で添えて。