服装はもちろんのこと、その人となりを印象付ける大きなファクターは“香り”によるところも大きい。その人らしい香り、意外性を感じる香り…馴染んでいたり、際立っていたり。どんな香りを選んで、どのように纏うか。そこには、特別なセンスが必要となる。【連載「青木貴子のラグジュアリー案内」】
ジル サンダーが教えてくれる恍惚


洗練されたミニマリズム、無駄がないけれどコンセプトのしっかりした意志を感じさせるデザイン。知的な印象を持つプロダクトで多くの支持を得つづけている「ジル サンダー」。そのアパレルのイメージを踏襲する革新的なフレグランスコレクション「オルファクトリー シリーズ1」が2025年ローンチされました。
クリエイティブディレクターのルーシー&ルーク・メイヤーのディレクションによるブランド初となるこのコレクションは、植物学とテクノロジーを緻密に融合。有機化合物のアルデヒド、伝統的な製法で生成されたアルコール、アップサイクルされたアルコール、水をさまざまなブレンドで調合して作り出された「オルファクトリー シリーズ1」は、魅惑的でエモーショナルな香りへの追求で編み出された、独創的でインプレッシブな6つのフレグランスから構成されています。6つの香りは新進気鋭の著名な5人の調香師によってクリエイトされました。複数の調香師が参画することで、香りの幅がグッと広がり、ひとつひとつの個性がより際立ったライナップとなっています。
「リーフ」は清々しく目の覚めるような感覚を思わせる香り(シトラスとマンダリン、カルダモン、コーンミントetc.)。「コーヒー」は淹れたての香しいコーヒーの香りと官能的なフローラルアンバリー系の香りが交差する忘れがたい香り(コーヒー豆、オリス、ペルーバルサムetc.)。「ミエル」はウッディで風味豊か、心に平穏をもたらしてくれる清らかな香り(シダーウッド、ベチベルソウ、ジャスミンetc.)。「スモーク」はスモーキーでスパイシー、そこにクリーンな香りの要素が組み混まれ、人を惹きつける謎めいた鮮やかな香り(シダーウッド、ケード、エレミetc.)。「ブラック ティー」はアンバリーでスパイスに満ちたなめらかで心地よい香り(キンモクセイ、シナモン、ブラックティーetc.)。「アース」は瑞々しく躍動的、雨あがりの大地を思わせる新鮮で生き生きとした香り(ダマスク・ローズのアブソリュートエッセンス、センティフォリア・ローズ、パチョリetc.)。

いずれのフレグランスも絶妙にレイヤードされた香りの多層が織りなす独創的な広がりが、香りを纏う人、またその香りを嗅ぐ相手に深い感銘と驚きを与えます。オブジェのように愛でられるスタイリッシュなボトルも、香りをひとふりするその前にすでに気分をグッと上げてくれます。
魅惑的な6つのストーリー、どのブレンドをチョイスするか迷ってしまう素敵な香りばかり。でも大丈夫、6つの香りを少量ずつ楽しめるミニチュアコレクションもあるのです! その日の気分で違う自分を演出、日替わりで新鮮な自分を楽しんでみてはいかがでしょうか。
ジル サンダー
0120-998-519
https://www.jilsander.com/ja-jp/