それが無くても生きてはいける。でもそこにあると心が豊かになる。私たちの生活を彩る花、そしてアート。ロロ・ピアーナが教えてくれるのは、日々の暮らしを心躍るものに変える美と洗練、そしてひとの手が生む温もり。メゾンの世界観を体現する、最新コラボレーションにフォーカスします。【連載「青木貴子のラグジュアリー案内」】
花、職人技、陶芸の融合が形になって

ロロ・ピアーナといえば「上質と洗練」という言葉がすぐに浮かんできます。品格のあるウェアは憧れの的。シンプルだけれど上質な素材が醸すオーラは、優雅で真の豊かさの象徴のようなイメージがします。そんなロロ・ピアーナではライフスタイルも豊かに演出するアイテムを多数揃えているのをご存知でしょうか?
今年も花と陶芸、職人技を融合させたアートプロジェクト《ブルーミング・クレイ》において素敵なフラワーベースの新作を発表。陶芸家カリム・ラマンとマティルド・マルタンとのコラボレーションです。


綺麗な生花は空間に艶やかな彩りと心地良さをもたらします。花を飾ることで心は豊かになるし、空間は花のおかげで美しい生気を纏います。花のある生活って本当に気持ちがいい。そして実はそのお花を飾るフラワーベースもとっても重要。素敵な器はお花をより素敵に見せてくれます。お料理でも器が大事といいますよね。より美味しそうに見える器ってあります。器にもこだわって美しいお花をより美しく飾ることができたら、確実に生活の満足度クオリティが上がります。


陶芸家カリム・ラマンとは前回のブルーミング・クレイに引き続いてのコラボレーション。手仕事によるフラワーベースは味わいがある温かみを持ちながらスタイリッシュ、その共存感がたまらなく魅力的な作品となっています。彼は元々、メークアップアーティストとしてそのキャリアをスタート。グラマラスな量感と繊細なタッチを絶妙なバランスで表現することができるのはその素地があったからなのねと納得。ファッションを熟知した美的センスが活かされたフラワーベースは、お花をより魅力的に見せるメーキャップのような(お花の持つ美しさをさらに引き立たせる)存在といえるかもしれません。


マティルド・マルタンはパリを拠点とするデザイナー兼陶芸家。彼女のキャリアも面白く、最初は料理人としてスタート、次第にワインに惹かれソムリエに転身、そして手仕事で何かを作ることをしたくなり幼少期に習っていた陶芸の道に。興味の赴くままに、とことん追求する好奇心と探究心が彼女の制作の力の源。心持ちに正直に生きるって素敵だなぁ。そんな彼女の作品からは意思の強さが醸しだす存在感を感じます。
両名ともにほかのキャリアで成功して培った感性を活かして陶芸に向き合っている、そしてこだわりの技法を駆使したハンドメイド。だからこそ作品に味わいと深みがあるような気がします。作品に力強さがあるからアートピースとして飾っているだけでも生活空間を豊かにしてくれそう。そしてなんといってもコラボレーションアーティストを選ぶロロ・ピアーナの審美眼に感服。衣食住といった生活全般、トータルに質を高めることができたら良いなぁ、励みと刺激を受ける作品群でした!
ロロ・ピアーナ ジャパン
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