ジュニアの8人組グループ・B&ZAI(バンザイ)が、『B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK'N'DOL- in日本武道館』を開催した。かねてよりメンバーが目標としてきた舞台・日本武道館での公演は、2日間3公演で約27,000人を動員。デビュー前グループとしては約31年ぶりとなる単独公演で、堂々としたパフォーマンスを披露。ここでは、5月9日昼公演の模様をレポートする。
ついに迎えた武道館公演!壮大なオープニングで幕開け

笑顔と涙に包まれた公演発表から約3ヶ月。ついに迎えたその日──。2月から全国9都市を巡ってきた初のホールツアー『B&ZAI LIVE TOUR 2026 -ROCK'N'DOL-』が、いよいよ最終地点へとたどり着いた。その会場は、メンバーがかねてより目標として掲げてきた東京・日本武道館。
国旗が掲げられた場内には、グループ名が大きくあしらわれた豪華なセットがそびえ立つ。客席は立見席までびっしりと埋め尽くされ、開演前から高まる期待と熱気が会場を包み込んでいた。
開演とともに、天井のミラーボールが8色に輝き出す。これまでの歩みを振り返る映像のあと、大階段の上に浮かび上がる8人のシルエット。「幸せを始めようぜ!行くぞ、武道館!」という橋本涼さんの呼びかけを合図に、夢の舞台が幕を開けた。装置が左右に開き、鮮やかな衣装に身を包んだ8人が姿を表す。キラキラとしたオーラをまといながら堂々と大階段を降りてくる姿に、客席からは大きな歓声が上がった。
1曲目はオリジナル曲「なつ♡あい」。笑顔あふれるアイドルらしいパフォーマンスで一気に会場の心を掴むと、川﨑星輝さんが「俺たちとあなたと、伝説の始まりになるライヴを作ろうぜ!」と叫ぶ。続けて「SHAKE」(SMAP)、「パリピポアンセム」(WEST.)、「weeeek」(NEWS)と、アップテンポのナンバーを畳みかけ、タオルを振り回したりジャンプしたりと、観客を巻き込みながら会場の熱を一気に引き上げていく。
さらに、本公演で初披露となった自己紹介ソング「Ready for B&ZAI」もパフォーマンス。昨年夏のイベントでファンから集めたメンバーの印象をもとに構成されたリリックに、それぞれの個性が光るひと言が重なり、楽曲としての楽しさも際立つ一曲となった。グループ名を全員で叫ぶ場面では、会場の一体感がいっそう高まっていった。
ジャジーな世界観からポップ、ロックまで多彩なステージを展開

明るいオープニングブロックから一転、ジャジーな音楽が流れ出す。ステージに現れたのは、ヒールを履いた川﨑さん。妖艶なアクセントダンスで観客の視線を奪うと、そのまま「Masquerade」(Hey! Say! JUMP)へ。舞踏会のような世界観のなか、仮面をつけたメンバーが洗練されたパフォーマンスを披露し、新たな一面を印象づけた。
続く「YOU」(KAT-TUN)の前には今野大輝さんによるアカペラ歌唱を差し込み、「KISS'N'DOL」の前にはセンターステージ上から降りてきたジャケットをそれぞれがスマートに羽織るなど、曲間の演出でも観客を惹きつける。
その後も、3チームに分かれてのユニット曲や平成をテーマにしたコントコーナーなど、多彩な構成でステージは展開。ジャンルやテイストごとにメンバーそれぞれの個性が際立ち、自然とチームワークの良さも伝わってくる。
そして終盤、ライヴは一気にロック色を強める。「アンセム」(SixTONES)で勢いよくバンドブロックの口火を切ると、「BLACK FIRE」(NEWS)などの激しいロックナンバーから、「Love so sweet」(嵐)といった爽やかなアイドルソングのアレンジまで、次々と繰り出していく。
グループ初のオリジナル曲「First Beat」に続いて披露されたのは、「LOVE YOU ONLY」(TOKIO)、「無責任ヒーロー」(SUPER EIGHT)の2曲。自分たちの楽曲から、武道館を経験してきた先輩たちの名曲へ。歴史と継承の想いが色濃くにじむ印象的なパートとなった。
「信頼できるし、信頼してほしい」武道館に響いた想い、クライマックスへ

ラストナンバーに入る前、矢花黎さんが観客に向けて挨拶を行った。日本武道館という特別な舞台に立つ意味、そして“バンドの聖地”に立てていることへの想いを、言葉を選びながら丁寧に語っていく。
さらに「この7人がどれだけ最高かプレゼンしてもいいですか?」と切り出し、メンバー一人ひとりへの想いを口に。「信頼できるし、信頼してほしい」という言葉からは、7人が築いてきた時間と絆がにじんだ。「このメンバーとこうして日本武道館という貴重なステージが見られて、僕は本当にありがたいなと。恵まれているなと思っています」と語り、最後はファン、そしてメンバーへ向けて「ありがとう!」と感謝を届けた。
そんな温かい空気のままクライマックスへ。披露されたのは新曲「Braver」。自分自身を鼓舞するメッセージが込められた一曲で、物語は終幕へと向かう。8人が肩を組み、「走り続けていこう」と力強く歌い上げる姿からは、この先も手を取り合いながら進んでいく未来が感じられた。
そして、今野さんが「今日はお越しいただき本当にありがとうございました。僕たちをいつも支えてくれている皆さんのおかげで、こうして僕らの目標をひとつ叶えることができました。これから先も僕らと一緒に、最高の夢を叶えていきましょう」と挨拶し、本編の幕を閉じた。
『ROCK'N'DOL』を軸に、多彩な楽曲を自分たちの色で届けたステージ。その先へとつながっていく、確かな一歩となった。
ジュニア
https://jr-official.starto.jp
YouTube www.youtube.com/@juniorchannel_yt
Instagram https://www.instagram.com/jr_official_/

