GINGERエディターの「今、これが気になる」アイテム。今回は、DIPTYQUE(ディプティック)のフラワーベースにフォーカス。
空間の記憶を刻んでいく――


パリ発メゾン「Diptyque(ディプティック)」がこのたび打ち出したのは、ブランドの象徴でもある「ワックス」をまさかのフラワーベースとして再解釈したユニークなアイテム。キャンドルの素材として長く愛されてきたワックスが、柔らかさやしなやかさをそのままに、まるで彫刻のような存在感を持つインテリアオブジェへと生まれ変わった。
デザインのベースになっているのは、古代からルネサンス期にかけて親しまれたクラシックな花器のフォルム。それをディプティックらしい自由な感性でアップデートし、どんな空間にもすっと馴染むモダンな佇まいに仕上げている。上品さと遊び心のバランスが絶妙で、置くだけで部屋の空気が少し豊かになるような存在感。
これらは、ポルトガルの老舗工房で礼拝用キャンドルを手がけてきた職人たちが、鋳造から研磨までほぼすべて手作業で仕上げている。ワックスならではの淡いオパールのような光沢が、光を受けてふわっと表情を変えるのも魅力。使うほどに少しずつ風合いが増していくのも、ワックスならではの楽しみ方。美しさと実用性を兼ね備えたこのフラワーベースは、ワックスという素材の新しい可能性を軽やかに広げてくれるアイテム。
DIPTYQUE(ディプティック)
diptyqueparis.com

