日常を忘れて心も体も癒やされる、極上の旅へ。今回は絶景のオーシャンフロントで楽しめる長崎県五島市のホテルをご紹介。
自然と繋がって心身を整える【五島リトリート ray】
2018年に世界文化遺産に登録された五島列島、福江島に誕生した話題のホテル「五島リトリート ray」。
地上3階、26室の客室は、全室オーシャンフロント・露天風呂付き。およそ100万年前に、鬼岳の噴火によって流出した溶岩で形成された島内屈指の景勝地=鐙瀬(あぶんぜ)溶岩海岸の高台に位置するホテルからの眺望は、まるで太古から繰り広げられるダイナミックな海と空のシアター。
注目は眼前に広がる海や空の景観を建物内に取り込んだという、自然と一体化するようなデザインコンセプト。その象徴がゲストを出迎える吹き抜けのロビー。壁に鏡⾯のアルミパネル装飾が施されているため、外との境界が曖昧になり、その日の海や空の景色が滲み出す。水面をイメージしたというビッグテーブルはまさに芸術的。
また、五島や長崎の記憶を取り入れたステンドグラスやインテリアなど、館内にちりばめられたアートを見て回るのも楽しい。
さらに、四季を通じ魚種が豊富で、新鮮な魚介を堪能できる福江島ならではの、島の風土に育まれてきた伝統食を取り入れた料理「光の和食」も絶品。
雄大な自然を眺めながら自分を見つめ直す…。そんな何もしない贅沢な時間を過ごして。
注目したい7つのポイント
ホテルへのアプローチ部分に設置された水盤。時間帯により壁や天井に光の煌めきが投影され、美しいさざなみのトンネルが。
「ray spa」では、五島で育まれた椿から採れる上質なオイルを使用。島をイメージし、「祈り・光・海」をテーマにブレンドしたオリジナルエッセンシャルオイルで行うトリートメントで、心身のバランスをととのえて。
〈左〉水平線に包まれるようなパノラミック・オーシャンビューの客室。
〈右〉木枠だけに照明が当たるデザインの廊下が幻想的な空間を。
〈左〉「ray dining」では、五島や長崎の食を後世に伝え守り続けるため、島文化のエッセンスから着想を得た料理を提供。
〈右〉隠れキリシタンの歴史が息づく教会群など、五島の奥深い歴史からインスパイアされたステンドグラス。
潮風や波音を感じながら入浴できるプライベート露天風呂。
宿泊プラン「ray spa Special package」
記念日や誕生日のお祝い、自分へのご褒美にもぴったり。
■1泊2名1室¥143,000~(税・サービス料込)
■チェックイン15:00/チェックアウト11:00
■含まれるもの/夕食・朝食、スパ1名分の施術
※料金は季節や部屋タイプなどにより変動することがあります。また、別途、宿泊税・入湯税が加算されることがあります。
五島リトリート ray
長崎県五島市上崎山町2877
0959-78-5551
https://goto-ray.com/