世界の人たちを惹きつける東京で、今この瞬間も生まれているさまざまなドラマ。東京を拠点に多方面で活躍する方々が、それぞれの視点で捉えた東京と、東京への想いを綴る。今回は福田萌子さん、青木源太さん、井上咲楽さん、木部明美さんの「私と東京」の思い出をご紹介。
モデル/スポーツトラベラー福田萌子さん
「多種多様なお酒を揃えるバーは、勉強の場でもあります。ワイン、ジン、ウィスキー、アブサンなど各専門のバーがあるのは東京の魅力。さまざまなお酒を味わうと味覚を鍛えられるし、知識が豊富なソムリエさんからワイナリーの情報や作り手の想いなどを聞くのが楽しみです」
「日常の移動手段は運動を兼ねて歩いたり走ったりしています。ミーティングやラジオ収録、私用など、特に洋服の指定がなかったり、少し汗をかいていても良い日は基本的にスポーツウェアで日中を過ごします。そのぶん夜はドレスアップしてお食事へ。どちらも私らしくいられるスタイルです」
フリーアナウンサー青木源太さん
「18歳で上京した僕にとって、母校のキャンパスは思い出深い場所です。東京は日本の他都市に比べて緑地面積の割合が多いそう。皇居や代々木公園があるのはもちろんのこと、大使館や大学などが点在しているからです。広大なキャンパス内を散歩するのは気持ちいいですよね」
「東京には世界各国の一流レストランがあります。東京にいながらにして世界中の最高峰の味を堪能できるのです。なかでも個人的に特別だと感じるレストランは、恵比寿にあるジョエル・ロブション。フランスの古城を思わせる石造りの建物でのディナーは格別です」
タレント井上咲楽さん
「高円寺にある『アール座読書館』は会話禁止の読書喫茶室。水の音や床が軋む音、あたたかい照明やフサフサの緑、個人の空間などとても心地よくて空気を大きく吸い込みたくなるカフェです。疲れを感じたり、自分の軸がぶれたときに駆け込みたい、お守りのような場所」
ヘア&メイクアップアーティスト木部明美さん
「昔から桜が好きなので、都内の美しい桜の景色が楽しめるエリアに住んできました。この季節の愛犬とのお散歩は私にとって至福の時間です。咲いている桜を見るのも、散った桜の絨毯の上を歩くのも好き。桜の名所として知られる目黒川沿いや世田谷公園がお気に入りスポットです」
「幼いころから祭娘だったので祭用品を買いに行った浅草。近くに住んでいる友達に会いに行ったり、今でも時間ができると訪れます。千葉屋の大学いも、長寿庵の桜餅、じまんくさ餅、雷おこし、揚げせんべい…好きなものがたくさんあり、土手散歩しながら買い食いしたりと私にとって最高の場所! おばあちゃんになっても何度でも浅草に行きたいなあ」