世界を舞台に活躍するK-POPグループ、NCT 127が3枚目のフルアルバム『Sticker』をリリース。韓国で行われた記者会見の模様をお届けします。
発売前からダブルミリオンセラーを記録!
『Sticker』は本日9月17日(金)に韓国で発売&世界配信スタート。NCT 127のフルアルバムが発売されるのは1年6ヵ月ぶりのことです。久しぶりのカムバックにメンバー全員、感慨もひとしおの様子。
「今この瞬間、最高にときめいています。アルバム発売日は、本当に特別です」(マークさん)
「久しぶりのアルバムを、皆さんに愛していただければと思います。充実した内容になっているので楽しんでください!」(ジョンウさん)
『Sticker』は予約開始後わずか1日で、注文数が130万枚を突破し、9月15日(水)時点ではなんと212万枚を記録! この結果を予測していたかと問われ、リーダーのテヨンさんは「これまでファンの皆さんからいただいた愛情と応援に応えることができるか、心配し悩んだ」と明かしました。
「NCT 127のカラーを出しながら、もっと成長した姿を見せたいと思って作り上げました。早速これだけの反響をいただいたので、今日からのプロモーション活動も頑張ります」(テヨンさん)
「(ダブルミリオンという)数字にも意味はありますが、何より、すべて終わったときにファンの皆さんの記憶に長く残るようなプロモーション期間にしていきたいです。僕たちのすべてを注ぎ込んで活動していきます」(ドヨンさん)
「パンデミック下で初めて作ったアルバムです。ファンの皆さんと会いたいという気持ちは前以上に高まっているので、クオリティに表れていると思います」(マークさん)
『Sticker』に収録されている曲のバリエーションは実に多彩。「ボーカルにラップ、パフォーマンスにと、メンバーそれぞれの魅力を、耳で聞いて、目で見て楽しめるラインナップになっています」とへチャンさん。
ドヨンさんは「待ってくださっているファンの皆さんが、僕たちがどんな姿で戻ってきたら喜んでくれるか、新しくて面白いものは何か、考えながら作りました。デビュー5年目ですが、最初から今までずっと変わらないのは、ファンの皆さんとの絆。お互いに応援し、よい影響を与え合う関係性だと思っています」とコメント。
タイトル曲「Sticker」はNCT 127の真骨頂
記者会見では、タイトル曲「Sticker」のMVとパフォーマンス映像が公開されました。中毒性のある笛の音に、強烈なベースライン、リズミカルなボーカルが調和したエネルギッシュなヒップホップダンスナンバー。
「この複雑な世の中で、愛する人と二人だけの歴史を作っていこうという歌詞に、ファンの皆さんと一緒に作り上げるというNCT 127らしさを込めました。最初にこの笛の音を聞いた瞬間、そうだ、僕たちはこれだ、と思いました」(テヨンさん)
「MVのコンセプトは、西部劇の場面のようで未来的。手に持つロープがネオンで輝いていたりと、特殊効果やCC、華やかな照明がふんだんに使われています。振り付けにも見どころがたくさん。そして、可愛い子も出てくるんですよね」(ジェヒョンさん)
「僕が可愛い犬を抱っこしているシーンがあるんです! ここも重要なポイントですよ」(テイルさん)
ダンスパフォーマンスのなかでも特徴的なのが、タイトルどおりステッカーがねばねばと張り付くような動きを表現した振り付け。会見中、その手の動きを全員で披露する場面も。つい真似したくなってしまいます!
メンバーのイチ推し曲は?
記者会見では「sticker」のほかにも、アルバムのなかから特にメンバーの思い入れが深い4曲がハイライトで紹介されました。
トラック02: Lemonade
強烈な808ベースとミニマルなドロップサウンドが印象的なヒップホップダンスナンバー。歌詞には、レモネードをかき回すように自信ある態度で、世の中のノイズを余裕で切り抜けるという意味が込められています。この曲がイチ推しというユウタさん。
「メンバーのバイブスやカラーが表現されていながらも、とても聴きやすい曲です」(ユウタさん)
トラック04: 같은 시선(Focus)
グルービーなベースラインとEPサウンド、ギターソースが調和したミディアムテンポのR&Bナンバー。深まる愛情を、互いの視線に入り込む姿にたとえて表現した歌詞が魅力的。テヨンさんからは「この曲には、どの部分をとってもメンバーの力量が発揮されている」とリーダーならではのコメントが。
「海を背景に物語を展開するラブソングです。水のなかにお互いの姿が滑り込んでいくようなイメージで、皆さんにもこの曲にハマっていただきたいと思います。グルービーなメロディラインに、レコーディングでは苦労しましたが、それだけにいいものに仕上がっています」(ユウタさん)
トラック07: Bring The Noize
シンセサイザーとベースサウンドのドロップに個性豊かなラップが加わった、目の覚めるようなハイブリッドトラップヒップホップナンバー。
「個性的なラッピングが特徴的です。歌詞には、周りの目を意識しないで僕たちだけの道を走っていく決意を表現しています」(テヨンさん)
トラック11: 다시 만나는 날(Promise You)
爽やかなリードシンセサウンドと強いビートが調和を成すミディアムポップナンバー。別れた恋人とまた会える日に伝えたい、率直な思いを語る歌詞に、ファンへの想いを重ねているそう。
「個人的に一番好きな曲です。まごころの込もった歌詞で、聞いていると胸がいっぱいになります」(ドヨンさん)
「今回のアルバムは毎日、好きな曲が変わっていくくらいどの曲も魅力的なのですが、今日の気持ちはこの曲ですね。ときめく日、皆さんに再開できた日なので」(マークさん)
「この曲には皆さんに必ず伝えたい、もっとも重要なメッセージが込められています。1年6ヵ月の間、僕たちの気持ちがどうだったのか、感じていただけると思います」(ジャニーさん)
最後の挨拶では、テヨンさんが「季節の変わり目で乾燥しています。加湿器を使ってくださいね。風邪を引かないように、健康に気をつけて」と記者に気遣いを見せる場面も。ファンはもちろん、支えてくれるすべての人へのメンバーの真摯な想いが感じられる記者会見でした。
The 3rd Album『Sticker』は各配信サイトで本日配信がスタート。タイトル曲「Sticker」のMVも、NCT 127公式YouTubeチャンネルほかで同時公開されています。
また9月18日(土)13:00より、アルバムの発売記念カムバックショー「NCT 127 WORLD PREMIER STICKER」が全世界へ中継予定。NCT 127公式YouTubeチャンネルほかでぜひ視聴を!