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2020.10.08

口の不潔問題とさようなら。事情ツウが使っている歯磨き粉は何でしょう?

日常生活ではマスク着用がデフォルトとなっている今。マスク着用中に自分の息のニオイを自覚する人も多いはず。以前、日常からオーラルケアにこだわるべく、竹製歯ブラシをご紹介しとこともありましたが、自分自身の口臭予防を強化するなら、歯ブラシだけでなく、しっかりとこだわりたいのが歯磨き粉。そしてより良いものを取り入れたいならば、体に安全なもの、オーガニックや無添加、天然由来成分の商品をピックアップしたいですよね。
ということで、オーラルケアの意識が高いニューヨーカーが、どんな歯磨き粉を使っているのかチェックしてみました。さあ、ご注目!

山田ヒロミ

(c)Vladimir Gjorgiev/Shutterstock.com

もはやナチュラル成分はあたりまえ。その先は・・・

まずは、NYはマンハッタン市内のスーパーマーケットを巡って、本当に売れている歯磨き粉リサーチを決行!
山田ヒロミ
山田ヒロミ
アメリカの歯磨き粉は、日本製に比べるとよりホワイトニング効果が高く、フレーバーもバラエティに飛んでいてユニークなのが特徴。昨今は、添加物を一切使用せずカラダにより気を遣った商品や、リサイクルパッケーシや自然由来成分などで環境にも優しいものが増えています。

たとえば——
山田ヒロミ
こちらは、ほとんどのスーパーマーケットに置かれている注目度No.1ブランド「hello(ハロー)」。シンプルでキュートなロゴのパッケージデザインが可愛くて目を引きます。

このブランドは、ヘンプシードオイルとココナッツオイルがベースの「ビーガン歯磨き粉」(動物性の原料は使われていません)。
研磨剤を使わず、ミネラルとカルシウムをブレンドすることによって自然な美白効果があるのだそう。殺菌作用のあるティーツリーオイルは、口臭を抑えてくれます。オレゴンの農場で育てられたという新鮮なペパーミント味も一度使ったらハマるという噂。さらに、最近多くなってきたフッ化物不使用というのもポイントです。

歯磨き粉のコマーシャルなどで、「虫歯菌から歯を守るフッ素入り〜」などとよく謳われているので、耳なじみのある「フッ素(fluorine)」ですが、水や食品中の無機のフッ素は「フッ化物(fluoride)」と定義されます。
フッ化物は蓄積していくと体によくないという説もあり、使用か不使用かについては賛否両論あり。虫歯予防に重点を置きたい人は「フッ化物入り」を、より健康志向の強い人は「フッ化物無し」のものを選択する傾向にあるようです。

「Fluoride Free」という表記があったら、それはフッ化物不使用ということになりますので覚えておきましょう!

ただ今人気のフレーバーは・・・

歯磨き粉といえば、スペアミント、ペパーミントなどのミント系が王道ですが、ネクストミントとしてチェックしておきたいのが——
山田ヒロミ
はい、こちらのシナモンです!

写真の「Himalaya Botanique(ヒマラヤ ボタニーク)」は、実はインドの人気ブランドで、ここNYではナチュラル系ストアなどでよく取り扱われています。

こちらもフッ化物不使用で無添加なうえ、グルテンフリー。さらに、シナモンのクセが強すぎると感じる人でも取り入れやすいようにと、ニーム(インドセンダン)とザクロをブレンド。ニームは歯垢が付きにくくなることで知られていて、愛用者のレビューによると「歯磨きを続けるだけで歯石がとれたような気分になる」のだとか。

山田ヒロミ
そしてこちらはアメリカ製オーガニック歯磨き粉の草分け的存在で、日本での認知度も高い「Tom's of Maine(トムズ オブ メイン)」
きっと「このパッケージ見覚えある~」という人もいるのでは? とにかく種類が豊富で、新商品も次々と登場しています。ミントの種類だけでも、フレッシュミント、クリーンミント、スペアミント、ペパーミント、ウィンターミントなどなど・・・一体どこが違うの〜?という感じですよね(笑)。

ちなみに私が使っているのは、このブランドのプロポリス&ミルラ(没薬)とシーソルト(海塩)。どちらのフレーバーも殺菌効果のある成分で、歯茎をひきしめて歯周病や歯肉炎予防してくれるというもの。

チャコールが歯磨き粉の棚を占拠

山田ヒロミ

https://www.shutterstock.com/ja/g/(c)Ruslana+Chub/Shutterstock.com

ここ数年、ウェルネスと美容業界の大きなトレンドの1つといわれているのが「チャコール(炭)」。すでに、フェイスマスクやスクラブなどでそのデトックス効果は実証済みですが、アメリカでは歯磨き粉の成分としてシェアを拡大中。
山田ヒロミ
ドラッグストアのウインドウにも、炭歯磨き粉のポスターが。
この炭というのは、正式には「アクティベイテッド チャコール(活性炭)」といいます。

美容製品や歯磨き粉に使用されるタイプの活性炭は、木材やココナッツの殻などの天然物質をさらに高温で加熱処理して作られた細粒の粉末。これが、従来の炭よりさらにニオイ取りに効果があり、水の浄化能力や不純物の吸着力が高いのだそう。

そんなこんなで、今や歯磨き粉売り場の3分の1のスペースを占める「活性炭入り歯磨き粉」。では、どんなものがあるのか、ご紹介していきましょう。

山田ヒロミ
まずは、アメリカのオーガニックコスメのパイオニア的ブランド「Desert Essence(デザートエッセンス)」

設立者がオーストラリアを旅したときに、砂漠の植物から見つけたTea Tree Oil(ティーツリーオイル)を初めてアメリカに持ち込んだことでも知られ、それがブランド名の由来という植物の自然のチカラにこだわっているブランドです。

こちらの炭歯磨き粉も、原料はもちろんビーガンで、グルテンフリー。フッ化物や研磨剤は使用されていません。

山田ヒロミ
そしてこちらは、前述のブランド「hello(ハロー)」の歯磨き粉の活性炭入りシリーズ。

なんと、同じフレーバーでもフッ化物あり(左)とフッ化物なし(中央)という選択肢があります。さらに、炭同様、口臭予防効果があるといわれている抹茶がブレンドされているタイプ(右)も揃っています。
しかも、炭を配合した歯ブラシまで発売されているのです!
山田ヒロミ
ただし、活性炭に関しての考えも賛否両論あって、アメリカの医療系ウエブマガジン『Helthline』の医療レポートによると活性炭入り歯磨き粉に関しては「きちんと歯磨きしないと、炭の黒色が歯の詰めものや歯の隙間に付着してしまう」とか「活性炭の研磨性が高すぎて歯の保護エナメル層を磨耗してしまう」という報告もあるようです。

また、実際に使っている人からは「本当に黒いので、磨いている時に飛び散ってシンクが汚れるのがちょっと面倒くさいです」という意見もあり(笑)。

それでもここまで人気があって普及しているということは、支持している愛用者が多いということ。その使い心地と効果は、実際に自分で体験して判断してみたほうが良いかなと思います。

歯磨き粉はペースト状のものだけじゃない

さらにリサーチを進めていくと、ペースト状の歯磨き粉やマウスウオッシュ以外にこんな歯磨き粉も発見しました! 最近少しずつ見かけるようになったきた、固形タイプの歯磨き粉。私も興味津々なのですが・・・。
山田ヒロミ
たとえばこれ、エコブランド「MamaP」から出ているTooth Nibs。
ココナッツオイルをベースに抹茶ミント味とピニャコラーダ味の2種類。無添加で体に優しいうえ、歯を磨いていることを忘れてしまうくらい美味しいらしいですよ(笑)。

まず、口の中でよく噛む(おすすめは5分間くらい)、そして唾を吐く、水で歯ブラシを濡らしてブラッシング。仕上げに口をゆすいでおしまい。
簡単に使えて、携帯しやすいのもいいですよね。缶もおしゃれで可愛いです!

山田ヒロミ
そして、こちらのボトルは、白い歯を目指す人たちの間でクチコミで人気が高まっている「Eco-Dent(エコデント)」のパウダータイプの歯磨き粉。
ジェルやペースト状にするための余分な水分やグリセリンが使われていないことから、コンパクトなサイズが実現。写真ではわかりにくいですが、ボトルはどれも手のひらサイズなのです。

濡れた歯ブラシに、パウダーを軽くふりかけて使います。とても泡立ちがよくて、よくある泡洗顔のように汚れを泡で包んで落とすイメージ? それによって、少ない摩耗でブラッシングできるから、繊細な歯の表面のエナメル質を保護できるというのも魅力なのです。ナチュラリストからも高い評価を得ている商品。

——と、まだまだ紹介しきれないブランドもたくさんあるのですが、今回は特に人気の商品を選んでご紹介しました。気になる人はぜひ、入手してお試しくださいね。

山田ヒロミ
最後に、関連情報ですが、すでに日本のオンラインストアでもよく見かけるオーガニックスキンケアブランドの「EO(イーオー)」。ヘアケア製品やサニタイザーが有名ですが、携帯用のブレススプレーを発見! 口に入れるものなので、やはりオーガニックなもののほうが安心ですね。
歯磨き粉とダブルで使えばオアーラルケア万全で、口のニオイ問題を気にすることなくマスク生活を送れそうです♪

TEXT=HIROMI YAMADA

PHOTO=HIROMI YAMADA

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