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TRENDFASHION

2022.07.10

リバイバルヒット中!遊び心たっぷりなオーバーオールに注目

ファッションエディター&ライターの江口暁子さんの連載。日々のセレブウォッチから読み解いたトレンドをご紹介。

オーバーオールを着た女性

猛暑とはいえ、楽しみな夏休み。定番のプールやビーチに加え、キャンプブームでもあり、旅行も少しずつできるようになって、過ごし方の選択肢も増えたのではないでしょうか? オフを思い切り満喫するためには、オンとはがらりと違うファッションで気分を盛り上げたいところ。そこで注目したいのが、ワークウェアの王道「オーバーオール」。Instagramフォロワー数の2.4億のスーパーモデル、ケンダルがオーバーオール姿をストーリーズにアップしたのを筆頭に、海外ファッショニスタの間で再び人気になっているようです。

ヤセミン・エギュン

ヤセミン・エギュン
イスタンブール出身のブロガーで、自身のブランドのクリエイティブディレクターを務めるヤセミン。シンプルな白Tで引き立てたオーバーオールはイザベル・マランのもの。すっきりシルエットとモノトーンのストライプ柄が大人っぽさをキープしながら、縦長効果を発揮しています。足元にはサンローランのヌーディなぺたんこサンダルを合わせて、抜け感を演出。ボリュームのあるシャネルのバッグでコーデを引き締めつつ、さりげなくプラスしたエルメスのゼブラ柄スカーフが差し色パワー満点ですね。

マリア・デ・ラ・オルデン

マリア・デ・ラ・オルデン
テーブルウェアブランドと、人気インフルエンサーのブランカ・ミロと起ちあげたファッションブランドを掛け持ちしているマドリード出身のマリア。ラテンなカラフルさとレトロなかわいさがミックスしたオーバーオールは、2人のブランド、ラ・ヴェストのもの。写真右のマリアはロエベのフラワーサングラスで70年代ムードたっぷりに、左のブランカはパリ発シャテルのフラットシューズでキュートに、ロエベの「パズルバッグ」でモードなフレーバーを添えて、遊び心溢れる大人の着こなしに仕上げています。

ヴェロニカ・ハイルブルンナー

ヴェロニカ・ハイルブルンナー
ドイツ出身のスタイリストで、元祖ストリートスナップクイーンのヴェロニカ。現在妊娠中の彼女が毎日のように愛用しているというデニムのオーバーオールは、スペイン発ファストブランド、マンゴーのもの。肌見せ度高めなアメリカンスリーブの白タンクを重ねつつ、お揃いのネックレスとピアスをフェミニンな隠し味に。足元にはブラックレザーのコンフォートサンダルを合わせて、辛口に着こなしています。ネオンっぽいブライトイエローが目をひくマンゴーのバケットハットで今っぽさをアップ。

リサ(BLACKPINK)

リサ(BLACKPINK)
桜の季節からオーバーオールをいち早く取り入れていたBLACKPINKのリサ。ソウルのローカルマーケットをお散歩中、おなじみのデニムブランド、リーのオーバーオールに、インパクト抜群なイエローのノースリーブニットをレイヤード。まるでキャラクターのミニオンを意識したようなポップな配色が存在感抜群ですね。アクティブな雰囲気を盛り上げるのは、セリーヌのロゴ入りベースボールキャップ。同じくセリーヌのモノグラムが散りばめられたショルダーバッグでぐんとエレガントにアップグレード。

ブレイク・ライブリー

ブレイク・ライブリー
元祖カリスマセレブ主婦マーサ・スチュアート所有の農場に訪れた人気俳優ブレイクは、セレブ御用達サステナブルブランド、リフォメーションのオーバーオール(約2万7千円)で究極のハイ&ローコーデを披露。エルメスのネイビーブーツをデニムになじませて、Iラインを強調しています。シャネルのチェーンバッグもブルー系のミックスツイードで上品にカラーリンク。仕上げは、NY拠点のジュエラー、ブレント・ニールのカスタムメイドのネックレスとシャンデリアピアス(約810万円)でとびきりゴージャスに!

オーバーオールといえば、元気いっぱいで、やんちゃなイメージがありますが、大人が着こなすからこそ新鮮。普段ラグジュアリーなドレスを着ることも多いセレブたちは、そのギャップを楽しんでいるのかもしれませんね。夏休みはオフモード全開に、いつもと違うカジュアルで、おしゃれもちょっとはしゃいでみてはいかがですか?

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TEXT=江口暁子

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