女性に必須な栄養素がたっぷり！今注目のフェムケア料理を学ぶ

今とこれからの美しさと健康のためにインナービューティ界のパイオニア、エステプロ・ラボの全面協力のもと、美GINGER（美容マニアが集まった読者モデル集団）のメンバーがインナービューティの研究に励む当連載。今回は今注目の“フェムケア”効果が得られる料理を取り上げます。

フェムケアは、優秀アイテム＋“食べる”のW攻めが効果的

最近よく耳にするフェムケアとは、女性の体や健康のケアをすること。その一環として、フェムケア料理をご紹介します。

「今回ご紹介するポキ丼には、生理不順やPMSの改善に効果的なカツオを使用。ほかにもビタミンEが豊富なアボカドやナッツ、温め効果が期待できるしょうがなど、女性の体に良い材料ずくめです。ポキ丼と一緒に食べたい、きくらげとふわふわ卵のスープもご紹介します」（安永先生）

「デリケートゾーンの保湿や洗浄だけでなく、食べることからもケアできるとは新発見です！」（齋藤さん）

教えてくれたのは…

安永里絵先生

管理栄養士・フードスペシャリスト。インナービューティレシピの考案や「腸活×温活レッスン」の講師としての指導など、マルチに活躍。SNSでは腸に良いレシピや栄養に関する発信も。

教えてもらったのは…

齋藤珠衣さん（32歳／IT関連事務）

悩みの末端冷え性を改善すべく、季節を問わず温活中。エステプロ・ラボが展開する温活マイスター®の資格も取得。大きなトラブルはないものの、生理不順になることが…。

フェムケア料理「カツオとアボカドのポキ丼」のレシピ

ポキ丼

定番調味料も体に良いものを選びたいもの。今回はエステプロ・ラボの有機JAS認定の国産丸大豆を使用し、木桶で天然醸造したキオケソイソースオーガニックや豆乳ベースで作られたプロマヨなどを使用。

●材料（2人分）
カツオのたたき　1節（約200g）
アボカド　1個
玄米ごはん　適量

A
しょうゆ大さじ1
アガベシロップ大さじ1/2
レモン汁大さじ1/2
しょうがのすりおろし適量
フラックスシードオイル大さじ1

B
大葉の千切り、みょうがの小口切り、白ごま、刻んだナッツ、フラックスシードオイル各適量

C
豆乳マヨネーズ、柚子胡椒、レモンのくし形切り各適量

●作り方
1. カツオは一口大に切る。

2. アボカドは一口大に切り、レモン汁（分量外）をかける。

3. ボウルにAを加え混ぜ、1、2を加えて優しく混ぜる。

4. 器にごはん、3を盛り付け、Bを散らし、Cをトッピングして完成。

食べるフェムケアPOINT
・カツオは女性にうれしい鉄分やビタミンB群が豊富
・アボカドはビタミンEや水溶性食物繊維がたくさん
・フラックスシードオイルに含まれる脂肪酸は炎症を抑える
・玄米やナッツ、香味野菜は美腸・温活・美容効果をアップ

ポキ丼と相性良し!「きくらげとふわふわ卵のスープ」のレシピ

きくらげとふわふわ卵のスープ
子宮内膜の環境を整えて妊娠力アップを目指すときにマストなビタミンD。実はいつも脇役になりがちな“きくらげ”には、このビタミンDが豊富に含まれているので、スープにたっぷり使って。お好みで残り野菜をプラスしても◎。

●材料（2人分）
乾燥きくらげ　約6g　※生でも可。生の場合は約50g使用。水洗いをし、堅いところを切り落として千切りにする。
鶏ささみ　1本
塩、こしょう　各適量
酒　適量
溶き卵　1個分
しょうがのスライス　適量
豆腐　1/2丁

A
鶏がらスープの素、しょうゆ、オイスターソース　各小さじ１

B
片栗粉　大さじ1
水　大さじ2

C
酢　大さじ2
フラックスシードオイル　大さじ1

D
白ごま、三つ葉やパクチー、青ねぎなどの香味野菜　各適量

●作り方
1. 乾燥きくらげはお湯（分量外）で戻し、千切りにする。豆腐は食べやすい大きさに切る。Bを混ぜておく。

2. 鶏ささみは筋を取り除き、塩、こしょう、酒を軽くもみ込む。

3. 鍋に水500ml（分量外）を入れて沸騰させ、しょうがと2を入れ、3分ほどしたら火を止め、予熱で火を入れる。

4. 3の鶏ささみを取り出して粗熱が取れたら、適当な大きさに手で裂く。

5. 3にA、1、4を加え、1の水溶き片栗粉でとろみをつける。片栗粉が固まっている場合があるので、入れる直前に再びよく混ぜること。さらに溶き卵を流し入れ、1の豆腐もやさしく加えて軽く混ぜる。

6. 塩、こしょうで味を整え、火を止めてからCを加えて、器によそい、Dを散らして完成。

食べるフェムケアPOINT
・きくらげはビタミン D が豊富。ビタミン D は子宮内膜の環境を整え、妊娠体質のサポートに効果的。
・温め効果大なしょうがなどの香味野菜＆フラックスシードオイルで冷え予防
・手軽でおいしい温かいスープで夏の冷房冷えを撃退！

学んだ感想は…

安永先生のレクチャーを受けて「ポキ丼は火を使わずに、材料を切って混ぜただけと簡単なうえにすごくおいしかったので、ヘビロテレシピになりそう。スープで使われたきくらげは、子宮に良い食材だとは知りませんでした。これからは積極的に食べたいです。しょうがの効果で、食べたあとも体がポカポカでした。風邪気味のときなどにも良さそうです。これからはもっとフェムケア料理に注目して、生理不順の改善や子宮まわりの冷え改善に取り組んでいきたいと思います」と、フェムケア料理に目覚めた齋藤さん。