日々、数多くの製品が発売されているビューティ業界。そのなかからアラサー世代に本当に必要な化粧品、そして信頼のおけるブランドを美容ジャーナリスト永富千晴さんが紹介。あなたのキレイをひと押しするメッセージとともにお届けします。
緊急警戒!マスク敏感肌に御用心
コロナ感染の人口が急増加し始めた8月のお盆前。マスクをつけると肌がヒリヒリとするようになってきた。数えてみると17ヵ月間。私たちはマスク漬けである。特に夏はマスク内の温度は約4度も上昇し、湿度は約30%も高まるのだとか。着脱時の微々たる摩擦を肌に与え続けるうちに、肌がとうとう摩擦負けを起こしたのだ。さらにマスクをつけたまま会話をすると頬や顎が擦れて痛い。こんな状態を続けられないし、いつか、荒れた部分が色素沈着にも変わっていきそう。
そんなときはコチラの出番。ドクターシーラボの〈薬用アクアコラーゲンゲルスーパーセンシティブEX〉という敏感肌用のアクアコラーゲンゲル。2006年に登場している高機能ゲルの敏感肌用タイプではあるが、これがマスク負けを起こした「マスク敏感肌」にとても具合がいい。
5種のセラミドだけでなく、医薬部外品ならではのグリチルリチン酸2Kが敏感肌の赤みやひりつきなどをケア。それにアレルゲンから肌を守るモンモリロナイトも配合されている。敏感肌用アイテムは年々多くなっているが、敏感肌に不足するセラミドが主成分のアイテムはいい。もちろん蓋っぽさがあるゆえ、浸透を感じにくく、ローションとクリームなど何アイテムも使ってしまいがちだが、このシーラボの敏感肌用アクアコラーゲンゲルは「塗っている」「浸透している」「守っている」という3つの感覚がバランスよく得られる塗り心地のよさもほかにない特徴。それに様々なセラミドが配合されているので、なにか一つは自分の肌ととても相性がいいかもしれない。実際、加齢で不足しがちなセラミドも配合されているから肌の立ち直りが早く感じる。
まずは2週間を目安に毎日朝晩。私のようなマスクだるみが気になる肌の場合は、VC100ローションなどビタミンC類と組み合わせて、ハリや透明感、たるみ毛穴ケアも同時に。
とにかく、出口が見えそうで見えてこないトンネルを歩いている最中は、自分のことは自分で守るしかない。これから訪れる「マスク敏感×乾燥」という未知数の攻撃にも備え、今バリア機能を整えておこうではありませんか。
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