日々、数多くの製品が発売されているビューティ業界。そのなかからアラサー世代に本当に必要な化粧品、そして信頼のおけるブランドを美容ジャーナリスト永富千晴さんが紹介。あなたのキレイをひと押しするメッセージとともにお届けします。
本当に時代は変わってきた、と肌で感じている人も多いと思う。勿論、化粧品にもその波が。何より星の数ほどあるコスメのなかから、悩みに応えてくれるスキンケアを探すことに明け暮れていた日々が過去となろうとしている。例えば、商品が試しやすくなったこと。また、設問に答えると化粧品が届くカスタマイズケア、肌育プログラムなども充実してきた。セレクトショップで“うーん、どの子がいいの?”と頭を悩ませなくとも、“あなたにはコレ!”という明快なシステム開発の方向性へ、キレイ業界そのものも向かっているからだ。
今回ご紹介するイプサの〈化粧液 ME〉も、潤い、ハリ、みずみずしい透明感に満たされた酸素リッチな肌へと導くために〈化粧液〉が肌悩み別に8タイプも。これだけ細やかに種類が揃っているのもデパコスのなかでも珍しい。また、化粧水と乳液がカクテルされたような機能を持たせ、美白ケアまで補える医薬部外品でもある。さらに店頭では肌測定、そしてオンラインでは設問に答えると、今の肌悩みに合った〈化粧液 ME〉だけでなく、肌悩みに合うクレンジング、洗顔も提示。肌にとって最も大切な「落とす」「保湿」をずばりと提案してくれるのは、とてもありがたい。しかも個人差はあれど、3分ほどの短時間、というのもうれしい。
それに、〈化粧液〉を例えるならば、職業でいうところの「やりがい」に匹敵する感覚ともいえる。望んで就職してもやりがいを見出せなければ、心はいつまでも満たされない。やがて、ストレスになり、心の潤いも萎んでしまう。もし、最初に保湿するアイテムだって、潤っている、肌がなんだかよくなりそう、という手をかける意味が見出せなければ同じこと。だから、私たちにとって、洗顔後に最初に保湿するアイテムは、それくらいとても重要。だからこそまだ何かを見出せないお手入れなら〈ME〉を覗いてみよう。
私は1本目にME 6、2本目、3本目はME 7を。1~3月は絶不調に陥りやすいだけに実に頼りがいがある。加湿器をつけ忘れても潤いを感じられるのは細胞エネルギーを高めてくれているからなのだと実感中。
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