話題のドラマ「季節のない街」でタッグを組んだ池松壮亮さんと宮藤官九郎さんは、長い撮影のなかでともに暮らし、笑い合って作品を作り上げたという。「こんなに笑う現場はない」と話すおふたりに、気になる質問をぶつけてみた!
池松壮亮さんに質問!笑いのツボは?
池松 今回共演した荒川良々さんに、僕は非常に弱くて(笑)。とにかく一挙手一投足が面白すぎるので、一緒のシーンでは無限に笑わせてもらいました!
宮藤官九郎さんに質問!最近、笑ったことは?
宮藤 2ヵ月くらい前に、道を歩いていたら職務質問されまして、私服の刑事に。「こういう者です」と警察手帳を見せられたときには「うわぁドラマで見るやつだ」と笑っちゃいました。思ってもないことに遭遇すると、笑っちゃいます。
おふたりに質問!撮影中に、どうしても笑いを堪えられなかったことはあった?
池松 擬人化した猫のトラを演じる皆川猿時さんがハンバーガーを食べるシーンで、宮藤さんが皆川さんに向かって「ハンバーガーはCMのキムタクみたいに持って!」って演技指導されていて。それをやっている皆川さんを見て、笑いが止まりませんでした(笑)。
宮藤 大量のエロ本がちらっと映るシーンがあるのですが、あまりにはっきりと映ってもいけないので、エロ本の際どいページを全部ちぎる作業に没頭してたら夜中2時を過ぎてて。「けっこうなベテランスタッフたちなのに、何やっているんだろう」と思ったら笑えました。
ドラマ「季節のない街」
原作/山本周五郎
企画・監督・脚本/宮藤官九郎
監督/横浜聡子、渡辺直樹
出演/池松壮亮、仲野太賀、渡辺大知ほか
ディズニープラス「スター」で8月9日(水)より全10話一挙独占配信
https://disneyplus.disney.co.jp/program/kisetsunonaimachi
池松壮亮(いけまつそうすけ)
1990年7月9日生まれ、福岡県出身。2003年『ラストサムライ』で映画デビュー。『夜空はいつでも最高密度の青色だ』『宮本から君へ』『ちょっと思い出しただけ』『シン・仮面ライダー』などに出演。公開待機作に『白鍵と黒鍵の間に』『愛にイナズマ』がある。
宮藤官九郎(くどうかんくろう)
1970年7月19日生まれ、宮城県出身。大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」など数々のヒットドラマの脚本を手がける。最近の脚本作に、大石静と共同脚本を手がけた「離婚しようよ」(Netflix)、映画『1秒先の彼』などがある。