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TIMELESSPERSON

2021.08.06

矢部昌暉「自分らしく生きるには“いい加減”くらいがちょうどいい」

イギリス発の大ヒットミュージカル『ジェイミー』の日本人キャストによる上演が8月8日(日)にスタート! ドラァグクイーンになることを夢見る男子高校生・ジェイミーが、周囲の偏見を乗り越えながら自分らしさを貫く姿を描く、ハッピーでエネルギッシュな注目作。今回は、そんなジェイミーのクラスメイトを演じる、矢部昌暉さん(DISH//)にお話を伺いました。

矢部昌暉

自分が浮いているように感じた経験もあった――主人公のジェイミーに共感する理由

――さっそくですが、ミュージカル『ジェイミー』のテーマをひと言で表すと?

やはり「自分らしさ」だと思います。それは主人公のジェイミーに限らず、ほかの登場人物にも共通するテーマです。脚本家の方によると「この作品にはアンサンブルはない」「登場人物それぞれに物語がある」と。よくある“村人A”といった設定ではなく、登場人物一人ひとりに名前があって、役者はそれぞれのキャラクターを作り込む。稽古場でそれらを持ち寄り、作品が変化していく、そんなコンセプトがとても素敵だと感じています。

――そのなかで、矢部さんが演じるディーンはどんなキャラクターですか。

成績もよくて運動神経も抜群で、でも嫌な奴です(笑)。自分に寄りつかないジェイミーのことをいじめてしまうのですが、そのいじめっこ気質の裏にあるのはたぶん、さみしさ。親は社会的な地位についていて暮らし向きも安定しているけれど、でも家庭であまり愛情を感じられていなくて…だからこそ人に囲まれていたい、自分のことをもっと見てほしいという願望があるのだと理解しています。

――そんなディーンに共感できるところはありますか。

実は、僕自身はディーンとは真逆のタイプだと感じています。人に囲まれるよりも、一人でいたいタイプなんです。どちらかというとジェイミーに共感しますね。小学生のころから芸能の仕事をしていたので、いじめとまではいかずとも「なんでTV出てんの?」と言われたり、周囲から浮いているように感じたりした経験があったので。だから、僕が演じるからには“ジェイミーの気持ちがわかるからこそ見えてくるディーンの姿”を作り上げたいと思って、試行錯誤しているところです。

――出演オファーを受けての感想は? また、稽古に参加してみていかがですか。

いつかミュージカルに挑戦したいという気持ちはあったのですが、もっと先だと思っていたので、最初は戸惑いとワクワク、両方でした。稽古が始まって一番印象的だったのはやはり「歌」の面白さ。シーンの意味を深めてくれたり、パワーや感動を増幅させたりといった音楽×お芝居の効果が新鮮で、勉強になります。でも、ナマでお客様に届けるというところは、DISH//での活動や、舞台でのお芝居と変わらない。“ライブ”は僕が一番好きで、大事にしていきたい部分なので、その延長線上で新たなチャレンジができるのはうれしいです。

矢部昌暉矢部昌暉

人と違うことを恐れないで生きていけたらいい

――矢部さんもジェイミーのように「自分らしい」人生を歩んでいるお一人だと思います。自分らしく生きるために、必要なことを教えてください。

自分を信じること、でしょうか。日本人の気質なのか、誰しも、ほかの誰かに合わせてしまっていることってあると思います。学生時代の連れションとか(笑)、どうしてみんな一緒に行きたがるのか、僕は全然わからなかった。例えば自分はAと思っているのにみんながBというから自分もB、というのはすごくもったいないことだと思います。人それぞれ考え方は違って当たり前だし、それでこそ個性。間違いなんてないと思うので、人と違うことを恐れないで、生きていけたらいいですよね。

――「自分を信じる」ということ自体難しく感じる人も多いと思いますが、矢部さんはなぜ自分を信じられていると思いますか?

たぶん…僕っていい意味でいい加減なんだと思います。人からどう思われても関係ないというか。友達関係でも、もちろんずっと大切にしたい人もいるけれど、逆に全員と無理して付き合い続けるのはストレスになるから、もし自然と関係が途切れてしまったらそれでいい。必要以上に周りを気にしないことで、自然と軸が自分にくる、そういう感覚です。

――ちなみに、DISH//のメンバーとの関係はどうですか。矢部さんは一人でいたいタイプということでしたが…

バンドのメンバーはまた別かもしれないですね。今年10周年を迎えるのですが、もう体の一部というか、幼なじみみたいな感じで。メンバー同士、知らないことはないくらい、お互いをわかっているので、もし一人になりたいときがあってもみんなが察してくれるし、僕もほかのメンバーの気持ちに敏感でありたいと思っています。

矢部昌暉矢部昌暉

――ジェイミーにとっての「ドラァグクイーンになりたい」のように、矢部さんはこれまで、人に打ち明けづらい夢や思いを抱いた経験はありますか?

うーん、人に打ち明けるかどうかで悩んだことはないですね。あまり人に相談しないタイプなので…自分ができると思ったことはできるし、できないって思ったことはできない、諦める。子供のころからそういう感じで生きてきました。小学生のころはサッカー選手になりたかったのですが、それも「絶対なれるっしょ」と思っていましたね(笑)。

――まさに「自分を信じる」ですね。最後に、今の矢部さんの「叶えたい夢」を教えてください。

DISH//の活動と、舞台俳優としての仕事、やりたい二つが両立できているからこそ、もっともっと両方のスキルを高めていきたいと思っています。「DISH//の矢部昌暉」とも、「俳優の矢部昌暉」とも言ってもらえるくらい、それぞれの世界で僕自身を知ってもらえるように、頑張りたいです。

矢部昌暉

『ジェイミー』のフライヤーと一緒にパチリ!

ミュージカル『ジェイミー』
<東京公演>
期間/2021年8月8日(日)〜29日(日)
会場/東京建物Brillia HALL

<大阪公演>
期間/2021年9月4日(土)~12日(日)
会場/新歌舞伎座

<愛知公演>
期間/2021年9月25日(土)、26日(日)
会場/愛知県芸術劇場 大ホール

https://horipro-stage.jp/stage/jamiemusicaljp2021/

矢部昌暉(やべまさき)
1998年1月9日生まれ、東京都出身。ダンスロックバンドDISH//メンバー(ギター&コーラス担当)。10歳で芸能界デビュー後、NHK「天才てれびくん」シリーズなどへ出演。2011年にDISH//を結成、2013年6月に4thシングル「I Can Hear」でメジャーデビュー。近年は舞台を中心に俳優としても活動の幅を広げている。

PHOTO=安西啓輔

STYLING=Sho Sasaki

HAIR & MAKE-UP=佐鳥麻子

TEXT=GINGER編集部

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