共演は3年ぶりという川口春奈さんと横浜流星さんが、新ドラマについてツーショットトーク。「一人好き」「一直線」「頑固」など、話せば話すほど共通点が多く、実は似た者同士な二人。そのせいか醸し出す空気感は久しぶりとは思えないほど、ラフでナチュラル。その飾らない“素敵な関係”に迫ります!
シェアハウスならではのキュンポイントも見どころ
春奈 流星くんとの共演は3年ぶりだよね。相変わらずスマートで。
流星 いやいやいや(笑)。
春奈 前回は恋仲ちっくな感じだったけど、今回(火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」)はより大人の恋愛になっていてそれがうれしい。ルームシェアっていう設定も、和気あいあいな撮影になりそうで楽しみなの。
流星 僕もがっつり楽しみたい。カメラが回ってないときの二人の雰囲気や関係性みたいなものが作品に出てくるだろうから、撮影を通して距離を縮めていきたいかなって思います。
春奈 私が演じる真柴と自分自身は真逆。すごく着飾って頑張っている女の子で、努力する気持ちはわかるけど、私とは程遠いなって印象かも。
流星 僕がやる駿も自由で陽気って人柄は自分とかけ離れている(笑)。ただミニマリストで必要なもの以外は持たないところは、僕も物欲がなくて無駄遣いが嫌いだから共感できるかも。
春奈 対照的だよね、真柴と駿は。そんな二人がどんどん惹かれ合っていくって変化が面白いんだけど。
流星 そこはシェアハウスならではですね。ほかのメンバーとのやりとりも独特だし、キュンとするポイントもさり気なく押さえているし。
春奈 でも個人的にはルームシェアは絶対ムリ(笑)。一生一人暮らし最高!って思っちゃっているから…。
流星 わかる。僕も家の中に別の人がいるってだけで落ち着かない。部屋が別々でもテレビの音とか生活音が聞こえるじゃない? そういう気配を感じるのが苦手で、長い付き合いの友達でもたぶん一緒に暮らすのはムリ。だから将来、家庭を持ったときやっていけるのかなって不安です(笑)。
自分らしくいられるのは家にいるときか、海外旅行
春奈 私は間取りによるっていうか。いつか結婚したとしても「ここは私の部屋、こっちはあなたの部屋」ってパーソナルスペースが絶対必要。しかもそれが隣同士ではダメ。1階と2階とか、完全に一人になれるディスタンスが欲しくなっちゃう(笑)。
流星 家族なら別モノになるのかな。そこは未知数でわからない。人がいると無意識に気を遣っちゃうから。
春奈 誰にも気を遣わない空間と時間は欲しいよね。
流星 そう。僕はアンテナを張っていないのは家の中だけだから、そこが自分らしくいられる唯一の空間。それを失くしたらたぶんやっていけない。
春奈 私は前は自分らしくいられるのは旅先だったの。異国の地で写真とか撮ると「私こんな表情するの?」って自分でも驚くぐらい心から解放されていて。一番自分に戻れる瞬間だったのね。でも今はなかなか出かけられないから、とりあえず美味しいごはんに逃げている(笑)。あと今年はめずらしく、気になっていることは積極的に何でもやってみようと思っていて。
流星 いいね。今しかできないこともあるだろうし。
春奈 そうだよね。…って言いながらまだ何も始めていないけど(笑)、自分に合うものを探す一年にしたいな。
火曜ドラマ「着飾る恋には理由があって」4月20日START!
“着飾る女”真柴くるみ(川口春奈)は人気のインテリアメーカーの広報として多忙な日々を送りながら、SNSでは10万人近くのフォロワーを持つインフルエンサー。ひょんなことから唯一の女友達・早乙女香子の家に住むことになる。そこにはミニマリストの藤野駿(横浜流星)や個性的な面々がルームシェアをしていて…。毎週火曜22時~(TBS系)。
川口春奈(かわぐちはるな)
1995年2月10日生まれ、長崎県出身。ティーン誌のモデルを経て2009年に女優デビューし、数々のドラマ、映画に出演。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」の帰蝶役のほかドラマ「教場」「教場II」も話題に。昨年1月に開設した公式YouTubeチャンネル「はーちゃんねる」が大人気で、現在は125万人の登録者に支持されている。
横浜流星(よこはまりゅうせい)
1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。2011年、俳優デビュー。’19年「初めて恋をした日に読む話」ではピンクヘアの“ユリユリ”役で注目される。ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」「私たちはどうかしている」や映画『きみの瞳(め)が問いかけている』など主演が続く。