事故で視力と家族を失った明香里と、キックボクサーとして将来を期待されながら挫折し夢を失った塁。偶然出会った2人がやっと幸せを手に入れようとした矢先、思わぬ試練が降りかかる・・・。
三木孝浩監督による純愛ラブストーリー『きみの瞳(め)が問いかけている』が10月23日(金)からいよいよ公開! 主演を務める吉高由里子さんにインタビュー。
“エモーショナル”な切なく美しい恋にひたってほしい
『僕等がいた』から8年。恋愛映画の名匠・三木孝浩監督と再タッグを組んだ『きみの瞳(め)が問いかけている』で、視力を失った女性・柏木明香里を演じる、吉高由里子さん。
「恋愛ストーリーで役を演じるときは恥ずかしさが先行してしまうので、純粋な気持ちでセリフを言うことが、私の毎回の大きな課題です(笑)。撮影が始まる前に三木監督にお手紙をいただいて、方向性のすり合わせができていたので安心して挑めました」
明香里と恋に落ちる、キックボクサーの篠崎塁を演じる横浜流星さんと、3人で撮影開始前に食事をする機会を経て、撮影は和やかに進んだそう。
「横浜さんは真面目で丁寧で努力家。10㎏増量してトレーニングに挑んだなんて、本当にストイック。私はどちらかといえば厳しさやつらさを避けたい人間なので、尊敬しますね(笑)」
世の女性を惹きつけるラブストーリー。ラブ・コメディやラブ・ファンタジー、いろんなラブストーリーがあるけれど、この作品につけるならば?
「『ラブ・エモーション』ですかね(笑)。恋している人もそうでない人も、エモーショナルな気分になれます。BTSさん書き下ろしの主題歌もエモいので、ひたっていただければうれしいです」
よしたかゆりこ●1988年7月22日生まれ、東京都出身。2006年女優デビュー。『僕等がいた 前篇・後篇』(2012年)、『ユリゴコロ』『検察側の罪人』など、多数の映画に出演。
視力を失くした女と、夢を失った男。
運命に翻弄される2人の、痛いほどの純愛
©2020「きみの瞳が問いかけている」製作委員会
©2020 Gaga Corporation/AMUSE Inc./Lawson Entertainment,Inc.
不慮の事故で、視力と家族を失った明香里。罪を犯し、キックボクサーとしての未来を絶たれた塁。2人は出逢い、恋に落ちる。暗闇だった人生に、再びやさしい光が射すような幸せな日々。だが、彼らの出会いは、決して偶然ではなかった。過去の事件の影が、逃れられない宿命となって、2人を引き裂いていく。
映画『きみの瞳が問いかけている』
【出演】吉高由里子、横浜流星、町田啓太、風吹ジュン
【監督】三木孝浩
【脚本】登米裕一
【配給】ギャガ
10月23日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
https://gaga.ne.jp/kiminome/