EXILE TRIBEの新グル―プとして、2018年12月のデビューしたFANTASTICS from EXILE TRIBE。デビュー前から注目を集め、“夢者修行”として行ったライブでは、全国33会場78公演で約7万5000人を動員。
私たちは彼らのどこに惹きつけられてしまうのか。彼ら自身が考えるグループの今、そして4月3日に発売される2ndシングル『Flying Fish』についてお話を伺い、その魅力に迫りました。
共通認識が、メンバーとしての強みを作る
――EXILEを筆頭に事務所にはたくさんのグループがありますが、FANTASTICS(ファンタスティックス)の強みはどういうところでしょう?
世界:グループのテーマとして“スタイリッシュ”を掲げていて、ボーカルも歌もダンスも未経験の子もいますけど、FANTASTICSのよさを引き出そうと毎日努力をしています。2ndシングルの4曲を聴いていても、すごいスピードでみんなが成長していると感じるのですが、それはやっぱり僕たちのなかで“スタイリッシュ”という共通のテーマがあるからかなと。
そのうえで、難しいことでもそつなく簡単にできると見せられるのが、FANTASTICSの強みです。
木村:ダンストラックのときに、スタイリッシュだけでなく、プラスして面白さ、コメディチックなこともやってみたり、見ていて飽きないように表現しているので、そういう部分もぜひ見てほしいですね。
堀:そうそう。そういうところって、新しい発想を持っているからこそできるのかなと思っています。
――皆さんがすごくいい環境にいて、信頼し合っているのが伝わってきます。
澤本:そうです、みんなで意見を出し合える環境です。リハーサルとか進みやすいですし、いろんなアイデアや表現がすぐ出てきます。次こうしようとか、それぞれが考えられているところがいいなと思っています。
中島:パフォーマンスの構成を考えるときや、ダンスのフリを覚えるときも盛り上がって。会議室で語るときは、もちろん真面目に話し合いますが、そのなかでも、世界さんが笑わせるような面白いこと言ったりして。基本、FANTASTICSはどこかに笑いがありますね。誰かがボケて、それにつっこんだりと、にぎやかな現場がずっと続きます。
八木:メンバー誰かが絶対笑ってるよね。
佐藤:デビューするまでが大変だったのですが、してからは全員が自分のことを自分の言葉で語れるようになりましたね。MVの撮影をしていても、回を重ねるごとによりいいものになっていて、今、希望に満ち溢れている状態です。
経験を積んでみえた、それぞれの成長
――2ndシングル『Flying Fish』では、そんなメンバーの成長が見られそうですね。
堀:はい。『Flying Fish』では、メンバー同士話し合いを重ねることによって、グループが向いていく方向も決まってきて。そのなかで、こういう曲にしようという方向性も決まったので、発信しやすかったです。表現力がデビュー曲より上がったと思います。
木村:パフォーマンスのスキルも変わったと思いますし、何よりみんなの顔つきと表情が『OVER DRIVE』のときより成長したなと。9月くらいから始まった「EXILE LIVE TOUR 2018-2019 ″STAR OF WISH″」で、本当にいろいろ学んで、EXILEさんの背中、その魂を引き継げたのかなと思います。
――そんな、メンバーの成長が見られる『Flying Fish』は三代目 J SOUL BROTHERSやGENERATIONS from EXILE TRIBEなどにも詞を提供している小竹正人さんが作詞されたとのことですが、聴いたときの感想を教えてください。
瀬口:歌詞が本当に心に響く1曲です。ひとつひとつのワードのパワーがすごくて。『Flying Fish』というワードだけで、広がる世界のレパートリーが増えていくイメージですね。聴き手の考え方にもよりますけど、そこに物語が詰まっています。見てくれている人が抱く感情を、僕らのパフォーマンスによってどんどん増やしていけたらと思いました。
――表現で意識した部分はありますか?
佐藤:今まで結構ダンサブルな振り付けが多かったんですが、今回はしっかりゆっくり踊れるような振り付けで。
トビウオをテーマにしているので、特にイントロの部分はボーカルとパフォーマーが一緒に踊って魚の群れのように動いたりとか、サビだったら聴いてて歌詞を消さないような踊りを意識しています。これまでの曲ではできなかった笑顔の表情もパフォーマンスで出せるところなので、カッコよさを表現するよりも、この『Flying Fish』では素の自分を出していける感じです。
八木:ボーカルとしては、曲のイメージを壊さないように、そして聴いただけでも、どんな表情で歌ってるか思い浮かぶように歌おうと決めてレコーディングに臨みました。ほとんど笑顔で歌っているんです。
MVでは、メンバーひとりひとりの表情も爽やかですし、フレッシュ感がすごくあるし、まさに今の等身大のFANTASTICSって感じだと思います。
2ndシングル『Flying Fish』は聴きどころ満載!
――一方で、佐藤大樹さん主演映画の『4月の君、スピカ。』の主題歌でもある2曲目『Believe in Love』は初のバラ―ドですね。
佐藤:そうなんです。映画のめちゃくちゃいいタイミングでイントロが流れるんです。歌詞も、星にまつわるワードなど映画の内容にも合っていて。初めて恋愛したときに起こる不器用さとか繊細さを思い出すような、聴き終わったあとに大切な人を思い出したり恋愛がしたくなるような曲なので、ぜひこちらも注目してもらいたいです。
中島:初のバラードだったので、自分たちもどう表現しようと試行錯誤しながらレコーディングしました。映画館で主題歌として流れるので、大音量で流れたときの細かいところまで気を付けて、フレーズの最後の最後まで気を入れて歌っています。歌詞の意味を考えて、ひとつひとつの言葉の作り方を丁寧にすることを意識しました。
――2ndシングル全体を通しての聴きどころはどんなところでしょう?
世界:すごく楽しい1枚になったなと思います。全曲パフォーマンスがすでにあって、パフォーマーとしては踊りがいがあるものに仕上がりました。英語版の『OVER DRIVE』も、日本語版に比べて恋愛とからめたり、”girl“って単語が出てきたり、ちょっと色気を出したバージョンなので、そちらも楽しんでいただけたらと思います。
瀬口:この2ndシングルに関しては、通して聴くだけで変化があって、超ミニアルバムくらいな世界観があります。僕らもパフォーマンスするのが楽しみですし、『OVER DRIVE』の英語版も新鮮ですし、日本のみならず世界にむけても動き始めてるというのも提示できてると思います。ちなみに、個人的には3曲目の『Can't Give You Up』が好きですね!
――最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
世界:いつも温かい応援ありがとうございます。まだ月日は浅いグループですが、濃い毎日を過ごしていて、ファンの皆さまにももっと驚いてもらえるようなことを考えています。これからも一緒に盛り上がっていきたいので、何卒よろしくお願いします!
佐藤:EXILE TRIBEに新たな風を吹かせたいと思っています! 今年は僕らFANTASTICSの音楽をたくさん聴いて下さい。そして、少しでも興味が沸いたらライブに来て下さい!
澤本:まだまだ未熟な自分たちですが、ファンの皆さんとともに大きな夢を叶えていきたいです。応援をよろしくお願い致します!
瀬口:いつもありがとうございます!『Flying Fish』で新たな一面を表現できたと思うので、これから皆さんが驚くようなエンタテインメントをお届けしていきたいと思います!
堀:いつも応援ありがとうございます! 『Flying Fish』は、今のFANTASTICSの等身大を表現した皆さんの背中を押せるような曲になっています。ぜひ聴いて下さい!
木村:『Flying Fish』は何かに悩んだときや、前に踏み出せないときにこの曲を聴いて勇気をもらえると思うので、皆さんぜひ聴いて下さい! これからも温かい応援をよろしくお願い致します!
八木:まだデビュー間もない僕たちですが、これからFANTASTICSにしかできないエンタテインメントをたくさんの方に届けられるように頑張りますので温かい応援よろしくお願い致します。
中島:まだデビュー間もない駆け出しのグループですが、これから面白く、カッコよく、楽しいライブをお届けしていきたいと思っているので、ぜひ来ていただけると嬉しいです!
『Flying Fish』4/3発売
FANTASTICS from EXILE TRIBE公式サイト
https://www.ldh.co.jp/management/fantastics/