THE RAMPAGEのボーカリスト・RIKUさんの著書『RIKU365』が12月7日に発売。自身を創り上げてきた言葉、奮い立たせてきた言葉を、エモーショナルな撮り下ろし写真とともに掲載。「生きていこうよ。一緒に。」RIKUさんの力強い言葉があなたの人生を変えるはず――。
“想い”を“言葉”にして届ける
THE RAMPAGEの“ストイック王子”として君臨するRIKUさん。ボーカリストのひとりとしてエネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了し続けている。その根底にあるのは、やはり音楽を一心に愛しているということ。“歌う”ためにはどんな努力も惜しまない、歌に一途なRIKUさんから発せられる熱き言葉には、ファンのみならず注目している人が多い。
そんな彼の「言葉」にフォーカスしたフォト&ワード集『RIKU365』がついに発売となる。「今の自分」を創り上げ、支えてきた、“喜怒哀楽”から生まれた想いを「365」の言葉に変換して届ける。読み手の365日を支え、寄り添うものにしたいという願いが込められている本書について、RIKUさんにインタビュー。想いの丈をありのままにまっすぐ伝えてくれました。
この本は「僕が生きてきた証」
――「GL-16 ~THE RAMPAGE BOOKS~」プロジェクトにおいて、メンバーそれぞれがいろんなチャレンジをされていますが、RIKUさんはなぜフォト&ワード集に?
初めて写真集を出したときに、もし次の機会があったらエッセイをやりたいと思っていたので、「ここしかない!」と思いました。ワードをたくさん載せているんですが、この言葉たちはぜんぶ今まであえて口にしていなかっただけで、ずっと思っていたこと。30歳記念でもありますし、「隠すことでもないや。曝け出しちゃおう」って想いで言葉を紡ぎました。これがひとつの僕が生きてきた証です。
――8月に30歳を迎えられましたが、30代に対してどんな思いがありましたか?
「30歳はもっと楽しい」ってよく耳にするじゃないですか。20代が終わってしまうことの寂しさもあったけれど、楽しみのほうが大きくて。どんな30代を過ごして、どんなふうに変わっていくのかワクワクしています。ただ、生き方のスタンスを変えるつもりはないです。今までどおり、土くさく、泥くさく一生懸命やり続ける。そしたら大人の余裕や色気がにじみ出てくるような気がしています。これまでの苦労や喜びを含めて感じてきたことが、30代になって渋みとして表れたらいいな。
――撮影時を振り返っていかがですか?
この本のテーマが、アーティストの「RIKU」とひとりの男性としての「青山陸」の二面性を表現することなんです。だからRIKUだったらこの場所でこのシチュエーションで、青山陸だったら地元で、とリクエストさせていただきました。僕の愛犬や親友も参加していて、盛りだくさんです。そして、20代ラストの僕がカタチに残るので、「いちばんカッコいい状態でいなきゃいけない!」と本気で肉体改造に挑みました。めっちゃキツかったな〜(笑)!
――地元・埼玉の朝霞では母校に訪れていました。小学生と一緒に校歌を歌ったそうですね。
すごく元気をもらいましたし、本当にいい思い出。あの子たちとは20歳くらい歳が離れているけれど、音楽って年齢も性別も言葉も超えて繋がれる大きな武器だなと思ったんです。いろんな経験をしてきましたが、音楽的にとかカッコつけ方とか、そういうものをぶっ飛ばしたものが感動に繋がるんだと改めて思いました。彼ら彼女らのように純粋に歌い続けようと気が引き締まりました。
――また、THE RAMPAGEのメンバーについて語っているページも印象的です!
僕はみんなの良いところを見つけるのが特技なのかもしれないです。メンバーのことを話しているとどんどん気持ちが溢れちゃうから、逆に端的にまとめるのが難しかったくらい(笑)。
――では、グループへの愛情量をあえて言葉にすると…?
(即答で)イコール銀河! メンバーひとりずつ、銀河レベルで愛情があるので×16です! この本に書いたことを本人を目の前にしても全然言えちゃいますもん。
――反対に、メンバーから愛を伝えられるのは?
それは恥ずかしいかも…(笑)。「そんなふうに思ってくれていたんだ」って照れくさいですね。
――愛情深いRIKUさんですが、メンバーに気持ちを伝えることはありますか?
何かの機会に不意に伝えたり、ですかね。特にボーカルには。この前、レコーディングが終わって音源をチェックしているときに、「ほくちゃん(吉野北人)のあのパートめっちゃ好きだわ」って伝えました。あと、10月の「LDH LIVE-EXPO 2024 -EXILE TRIBE BEST HITS-」の打ち上げのとき、気づいたら最後ボーカルの3人で肩を組んで、思ったことを喋っていましたね(笑)。
――『RIKU365』のプロローグがとても深くて、衝撃的で、読み進めていくうちに真っすぐな熱い言葉に胸を打たれました。
ライヴに来てくださるお客様やRAVERSのみんな、お会いする際に見せてくれる顔は笑顔だったり嬉し泣きだったりステキな表情を見せてくれるけれど、一歩外に出るとお仕事やバイトの日々で楽しいだけではないかもしれない。きっと辛いこともあって、でもそれを忘れたいから僕たちを頼ってくれているのかなっていうふうに思ってるんです。だから僕はその痛みを理解したいし、寄り添いたいっていう思いで言葉を紡ぎました。僕のことを「夢を叶えてすごいよね」って言ってくださるけれど、僕だってひとりの人間で、汚いところも弱いところもだらしないところも情けないとこもたくさんあるし、僕も同じように感じて生きているんだと身近に感じてほしいです。
――RIKUさんの言葉に救われる方、たくさんいらっしゃると思います。
老若男女すべての人に届いてほしいですね。特に「生き方が分からない」と思っている人には刺さるところもあるんじゃないかなと思っています。僕が(生き方を)分からなくなったことがある人だから、分からない人の気持ちがすごく分かるから。それに、分からないことは悪いことじゃないって「生きていこう」って思ってもらえたらうれしいです。
――そして、校了直前にRIKUさんから直筆でメッセージを入れたいとリクエストがあったとお伺いしました。どんな想いからですか?
この本に載っている言葉はぜんぶ僕の生の声ではあるけれど、いちばん生っぽいものを届けたいと思って「一筆書かせていただきたい」とお願いしました。直筆でメッセージを入れることで、より僕が生きてきた証になると思ったし、僕自身がこの作品に対してそう思いたいっていうのもあって。みんながどう感じるかすごくワクワクしています!
RIKU フォト&ワード集『RIKU365』
THE RAMPAGEのボーカリスト・RIKUの“今の想い”が炸裂したフォト&ワード集。購入や特典など、詳細はこちらから。
RIKU(りく)
1994年8月10日生まれ、埼玉県出身。THE RAMPAGEのメンバーでボーカルを担当。bayfm78でレギュラーラジオ番組「WEEKEND THE RAMPAGE」のメインパーソナリティーを担当するなど、歌唱以外にも幅広く活動している。2024年9月~11月に、舞台「前田慶次 かぶき旅 STAGE & LIVE ~肥後の虎・加藤清正 編~」で主演を務めた。
X @RIKU1994810
Instagram @_riku_r.m.p.g_ldh
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