自分らしい美の在り方を追求する草川拓弥さん(超特急)、ゆうたろうさん、増子敦貴さん(GENIC)のスペシャルトークが実現! 固定観念にとらわれない、彼らの美容論をクローズアップ。
どんな言葉も、僕が美容をやるべきじゃない理由にはならない
――美容を楽しむことに対して周りの反応は?
増子敦貴(以下、増子) スキンケアやヘアケアの話を男友達とする機会も増えました。キレイになりたいとか、カッコ良くなりたいというのは、誰もが持っている欲求だからこそ、人の目を気にせずに好きなヘアスタイルやメイクをしていたい。心から好きなものを好きでいることで、何よりもその人自身が輝くと思うから。
草川拓弥(以下、草川) 今は当たり前になりつつあるメンズメイクも、10年前はなかったと思うし、時代の変化を実感中。会社員として働いている同性の友達がつい最近、美容クリニックでダーマペン施術を受けていると聞いて…自分なりの美意識がある人っていいなと思ったばかり。ジェンダーとか関係なく、自分をカッコ良く、キレイに魅せる意識はすごく素敵なことだから、人それぞれ、自分らしく美容を楽しんでほしい。
ゆうたろう 本当にそうだよね。美容を楽しむことに対して、「男のくせに」という言葉が飛び交ったり、ほかにもいろいろなことを言われる世の中だけど、どれをとっても僕が美容をやるべきじゃない理由にはならないと思う。体をケアしたり、トレーニングで鍛えたりするのと同じで、男性だって堂々と美容を楽しんでもいいんじゃない?っていう気持ち。“自分がやりたいからやる”“美容が好き”というだけで動機は十分。美容に限らず、他人軸よりも自分軸で生きたほうが断然、ハッピーなんじゃないかな。
増子 いつか「メンズ美容」という言葉から“メンズ”がとれたらいいなと思っています。男も女も関係なく、美容を楽しみたい人が自由に心から楽しめるものになっていくといいな。
草川 美意識は自分の個性を表現する自己プロデュースのひとつでもあると思うから、性別問わずにその手段を利用しない手はないと思う! 僕自身も今日の撮影で新しい自分との遭遇の連続だったから。
ゆうたろう それは同意! だからこそ、男性はメイクするべからず、みたいなノリを壊していきたいし、女性はメイクすべき、っていう空気もなくしていけたらいいよね。美容にも人それぞれ楽しみ方や頑張り方があると思うから。
――今後挑戦してみたい美容はありますか?
増子 ダンス&ボーカルグループGENICでのメンバーカラーが赤だから、赤をテーマにしたアートネイルとネイルにリンクしたジュワッと赤みのあるメイクに挑戦したい!
ゆうたろう 赤みメイク似合いそう! 男だからこそ、足し算や引き算をいくらでもできるところも、美容の楽しみ方だと思うんだよね。僕もファッションによってメイクをガラッと変えたりするけど、そういうのってすごく楽しい。メンズの日は引き算したり、レディスの日はカラーを盛ったり、メイクをするたびに新しい発見があって、違う自分になれる気がする。
草川 僕はプライベートでメイクをすることはないけれど、最近やたらと気になるのは手元やネイルのケア。コロナ禍ということもあって、手をよく洗うし、アルコール消毒で気付けば手がカサカサになってしまっていて…。意外と手元って目に入るから、ふっくら潤っていて、清潔感のある手元を目指している!
ゆうたろう 確かに手元って大切。ウカのネイルオイルは香りも良くておすすめ! 最近はマスクによる肌荒れや乾燥が気になるので、素肌力向上を目指して、水玉リフティングやダーマペンをやってみたいかも。ダウンタイムがあるから、長めのおやすみがもらえたときにでも(笑)。美は一日にして成らず、日々の積み重ねが大事なので自分の肌と心に向き合いながら、自己ベストを更新していきたいですね。
草川拓弥(くさかわたくや)
1994年11月24日生まれ、東京都出身。超特急のメインダンサーとして活動中。ドラマ「家売るオンナ」シリーズに出演するなど、俳優としても活躍。
ゆうたろう
1998年6月3日生まれ、広島県出身。“可愛すぎる古着屋店員”として、芸能活動を開始。ドラマ「来世ではちゃんとします」などに出演し、俳優としても活躍。
増子敦貴(ましこあつき)
2000年1月5日生まれ、福島県出身。男女7人組ダンス&ボーカルグループGENICのメンバー。「機界戦隊 ゼンカイジャー」に出演し、ネクストブレイクの筆頭株。2nd写真集 「彼方の空/海の旋律」が2022年3月31日に全国書店にて発売。4月には東京・大阪・仙台で発売記念イベントも開催予定。
草川さん&ゆうたろうさんが出演する映画『チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』が2022年4月8日ロードショー! ぜひチェックして。