“これから”を充実させるために始めたい具体的なアクションを、一歩先を行く先輩女性の代表として、モデル 渡辺知夏子さんがナビゲートする連載「AGELESS BEAUTY TIPS」。エイジングを恐れず、ポジティブに進んでいくための「大人美容」にまつわるハウツーをご紹介。
栄養バランスと腸に良い食事で、健やかで質の良い生活を
「渡辺知夏子のエイジレス美容」では、日頃から私が実践している、美容や健康のための秘訣やおすすめなどをご紹介してきました。
そして最近では、やっと行動制限のない日々がやってきて、外出も楽しめるようになりましたね。
元気に外出や外食を楽しむためにも、私がこれだけは努力しようと思っていることがあるので、今回はそれをお伝えしようと思います。
日頃余裕が無いときなどは、自分自身のケアをきちんとできないことも多々あると思いますが、そんななかでも私が最低限努力している事は、最低でも1日1食は自炊して、塩分を控えたり、野菜や海藻、発酵食品を摂るようにして、栄養バランスと腸に良い食事を心がけています。
年齢を重ねてくると、どうしても肌や髪の質感が変化してきます。そのため良質な栄養素を食事から摂り入れる必要があり、減量する時にも無理な食事制限はおすすめ出来ません。
なるべく老化を防ぐためにも、バランス良く栄養を摂取して、きちんと睡眠時間をとり、適度な運動をして、規則正しい健康的な毎日を送る。健やかでいることが、アンチエイジングへの近道。やはり、心身共に健康で元気でいるのが1番ですよね。
毎日自炊すると言っても何品も作るのが手間なので、工夫して、なるべく多くの品目を摂るようにしています。
特に自炊でおすすめの和食を中心にご紹介します。
煮物や副菜は作り置き出来るものを利用する
焼き鮭に、納豆のほか副菜2品を添えた定食風のメニュー。ひじきの煮物やアボカドと半熟卵の和え物が、作り置きです。
炊き込みご飯や混ぜご飯は冷凍しておく
レンチンしたご飯に青ジソや白ゴマをふりかければ、見栄えも味もおいしく頂けます。
和え物や汁物に多くの品目を使う
おかずになるお豆腐入り野菜たっぷりのお味噌汁。これと混ぜご飯だけでも、多くの品目が摂れるし、お腹も満足できます。
お味噌汁や副菜しか作らなくても多くの品目を取るようにする
特に塩昆布や海苔、ごま、大豆、ひじき、など不足しがちな、ミネラルや鉄分などの食材を使うようにして、ダイエット効果や抗アレルギー、生活習慣病予防に効果的な、えごま油やMCTオイルなどプラスしています。
主食以外には時々、間食や食後には季節のフルーツやヨーグルト、よくSNSでアップしている、米粉やナッツを使った手作りスイーツなどを食べています。しっかり栄養素が摂れていると、甘いものやしょっぱいものなど体が求めなくなり、そんなに間食したくなくなるので、食事をしっかりと食べることをおすすめします。
スイーツではありませんが、手作りの米粉のレーズンパンは甘みがあるので、スイーツっぽい感じで満足感が得られます。
私もいつも完璧に出来ているわけではありませんが、質の良い生活を心掛けるようになってから暴飲暴食することも無く、肌荒れすることもかなり減って、安定して健やかな日々を送れる様になりました。
年末年始のイベントなどで、生活が乱れがちになりそうですが、質の良い生活をキープすることを意識して、お正月明けに後悔しないように調整したいところです。
それでは皆さん、少し早いですが、良いお年をお迎えください！
