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MYSELFウェルネス

2022.11.12

冬でもノースリーブという選択肢も。ファッションで長所を生かそう!

腕が自慢なら、冬でもノースリーブ?――業界で絶大な信頼を集める美容ジャーナリスト齋藤薫さんが、独自の視点で「いい女」に近づくためのヒントをお届け。

ノースリーブの女性

長所を生かすなら、今はメイクよりもファッションで

昔から「メイクは、自分の長所を生かすのが鍵」と提案されてきたけれど、実はこれ、意外に難しい。肌の美しさが自慢なら、それこそノーファンデに挑んでもいいわけだし、逆にファンデは今、どんな荒れ肌も美肌に見せるテクノロジーをめざましく進化させていて、短所を短所に見せないものとなっている。

一方、目がとりわけ美しい人が、アイシャドーもアイラインもマスカラもこってりと塗って強調したら、せっかくの生まれもった美しさが伝わらない。今どきは素のままの方が美しかったりするからだ。逆に、細く小さな目を気にしている人が、思いっきり濃厚なアイメイクをすると、びっくりするほどモードでクール、目元が印象的な別人のような美人顔が出来上がったりする。それがメイクの醍醐味だからこそ、「長所を強調する」だけがメイクのコツではないことを、まず知っておきたい。

むしろ同じ効果を狙うならば、顔より体。体の長所を強調する方が、効率が良かったりするもの。例えば細く長い腕が自慢なら、冬でもコートの下はノースリーブ、みたいなアピールの仕方はどうだろう。

冬のノースリーブはなんだか異様にセクシーで、女らしさがほとばしる。実際そういう人がいて、冬でも3日に1回は袖がない。それだけでハッとする上にその美しさに誰もが釘付けになって、注目を独り占め、どこまでも効果的だった。

そんなふうに自分の体の一番美しい部分を上手に強調して、そこがより美しく見えるようなファッションこそ、オシャレの醍醐味。夏はみんなが露出するが、冬こそ長所露出の大チャンスと心得て。

【齋藤薫の美脳格言】をもっと読む。

TEXT=齋藤薫

EDIT=GINGER編集部

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