栄養コンサルタントのエリカ・アンギャルさんが、内側からキレイになれるビューティ食材を紹介。気軽に取り入れられるレシピも参考に!
記憶力も高める?機能派ハーブ、ローズマリー
ローズマリーはスパイスとして生やドライを使い分け。料理の風味を高めてくれ、肉類、ズッキーニやトマトなどと相性のいいキッチンハーブとしておなじみですよね。抗酸化や抗菌作用が高く、食品の防腐効果を発揮することも知られています。ローズマリーは、コラーゲン合成に欠かせないビタミンCを含有。また葉酸やB5、B2、B6などビタミンBが豊富、さらにカリウム、カルシウム、鉄などミネラルも含まれています。
精油成分も多く、シオネールやカンフェンのほか、メディカルハーブといわれるローズマリーの有名な機能性成分、カルノシン酸は脳に作用する働きがあるといわれ、アルツハイマー病の予防に役立つという研究報告があります。近年日本の研究で、ローズマリーの精油にはウイルスに対しての抑制効果があるとの発表も。
1枚目の写真は自家製フライドポテト。オリーブオイル、みじん切りのローズマリー、片栗粉、ニンニク、塩・コショウ、ポテトをビニール袋に入れてコーティング。油で揚げず、オーブンで焼けばヘルシーに。
ローズマリーは飲用ハーブとしても人気。沸騰したお湯に新鮮なローズマリーを入れて5分置く。カップ1杯に大さじ2ほどのはちみつと、レモンのしぼり汁を加えて。
肉や魚だけでなく、チーズとも相性のいいローズマリー。ポップコーンにバターをまぶし、さらにパルメザンチーズ、塩・コショウで味を調える。すりつぶしたドライローズマリーを投入し、よく絡める。
【エリカ・アンギャルのビューティフード図鑑】をもっと読む。