キレイになるためには気持ちのメンテナンス、意識革命も重要です。業界で絶大な信頼を集める美容ジャーナリスト齋藤薫さんが、独自の視点で「いい女」に近づくためのヒントをお届けします。
なぜ今、スキンケアのキーワードが「笑顔」なのか?
マスク生活で無表情になりがちな今、その無表情自体が“たるみ”の原因になることをまずは知っておくべきだが、言うまでもなくそれは顔の運動不足のせい。笑顔がナチュラルなリフトケアになるという発想だ。ところが今年、全く違う意味で「笑顔」がスキンケアのキーワードとなっている。言わば化粧品が直接的に笑顔を作る…そういうトレンドが来ているのだ。まず知っておきたいのがカネボウのスマイル パフォーマー、強い吸着力と引き上げ力で顔立ちごと引き上げて、笑顔を形状記憶させる、シートマスクを超えたバンドマスク。実際その日一日何だか朗らかで、幸福感が内から滲み出てくる実感があるから不思議。これは明らかにスキンケアにおける全く新しい効果実感。こんな方法で、人目を引く美しさを作ることができるなんて!
さらに真顔でも笑顔に見える肌作りも新しいトレンド。これまた衝撃だけれど、例えば“澄み渡るような艶”があると、それだけで微笑んでいるような印象美が生まれ、人を惹きつけると提言。最新作アクフォンスという艶作りのスペシャリストを発表したのがSUQQU。
一方、オルビスユードットは、笑顔に見えるようなイキイキ感の作り方をかつてないほど深く研究、細胞にエネルギーの入り口を見つけ、エネルギーの巡りを良くすることで、笑顔肌を作り出す。どちらにせよスキンケアで笑顔印象の美しさは作れるのだということが完全に証明された。明日は笑顔肌をテーマにスキンケアしてほしい。好感度120%の美しさができ上がるはずだから。
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