抜群のセンスと明るいキャラクターで、GINGERをはじめとする女性誌や美容誌はもちろん、モデルやタレントさんからも引っ張りだこな人気ヘア&メイクアップアーティスト木部明美さん。今回の連載「木部明美のおとなメイク実験室(キベラボ)」は、好印象メイクをご紹介します。
マスクをしても外しても自信の顔に!
マスク生活も3年目に突入し、メイクがマンネリ化していませんか? 以前よりはメイク欲も出てきたけど、どうせ隠れちゃうし、ポイントメイクをちょこっとするだけで、ほぼすっぴんで過ごしている・・・なんて人もいるのでは。
環境の変化や出会いの多い春、好印象をマークするためにも、マスクをしていても外してもおしゃれな、落ちにくいカラーメイクをご紹介します。
一番のポイントは、リップ。やっぱりリップを塗るだけできちんと感が出るし、顔も華やかに見えるので、マスク生活でもリップは意外と大事。おすすめは、ティントリップ。仕事中にドリンクを飲むなどしてリップが落ちてしまっても、ティントなら唇に色が残るから、ふいにマスクを外した時でも顔色が悪く見える心配がなくて安心です♪
そして、目元もカラフルにして、マスク中でも気分を上げ! 強めのカラーを使う時は、部分使いすると初心者でも取り入れやすいので、アイシャドウでほんのり染めて、アイライナーやマスカラで遊ぶのがおすすめです。
いつもの自分メイク
いつもメイクは、パーソナルカラー診断で“イエベ・秋”タイプだったということもあり、ブラウンシャドウやオレンジ系のチークやリップなど、黄み系でまとめたブラウンメイクが定番。似合っているけど、少し大人しい印象。
How to Make-up
使用アイテム
1. アイホールに淡ピンク
アイシャドウパレット右上の淡ピンクをアイホール全体に入れます。
2. ピンクシャドウで囲む
下まぶたにも淡ピンクを幅広めに囲むように入れ、目元全体にピンクのニュアンスをオン。
3. 目尻にぽってりライナー
目尻部分にパレット左下のブルーでシャドウライナーを。ぽってりと入れるのがおしゃれ。
4. カラーマスカラで目元を遊ぶ
ブルーグリーンのカラーマスカラで、さらに目元に遊び感をプラス。上下まつ毛にたっぷりと。
5. ティントリップを塗る
ラズベリーカラーのティントリップで洒落感をプラス。まずは唇全体にまんべんなく塗ります。
6. 綿棒でオフして二度塗り
綿棒で一度オフしてからもう一度塗ると、色がしっかり定着します。
7. ツヤチークを中央よりに
ツヤ質感のスティックチークを頬の中央よりに入れます。ぽわんと丸いチークで可愛らしさを投入。
完成!
洗練された大人のカラーメイクの完成! カラフルな目元といいつつ、シャドウではあまり色を使わず、アイライナーとマスカラの色で遊ぶと、抜け感が出てこなれた印象に。さらにリップは、目元に合わせてブルー系のラズベリーカラーをチョイスするのが、おしゃれ上級者の技。強めのカラーでも、目元とトーンを合わせるとバランスよく決まります。
いかがでしたか? 上品で洗練された大人のカラーメイク。ぜひトライしてみてください!
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