マスク生活が日常化する中、私たちの美容も大きく変化。ヘア&メイク、スキンケアの新しい悩み、そのまま放置していませんか? 今こそ、キレイになるための新しい美容のスタンダードを美のプロから学び、キレイを更新しましょう!
毎日使うのはファンデよりお粉!
マスク生活における肌作りの鍵を握る“お粉”。でも、「なんとなく使っている」という人も多いのでは? その効果や正しい使い方、選び方などヘア&メイクの小田切ヒロさんに教えてもらいました。
崩れや肌荒れから守ってくれる!メイクの仕上げの“お粉”のトリセツ
まずは“お粉”の効果をCHECK
□ メイクをフィックス
肌から分泌される余分な皮脂を吸着し、ベースメイクをフィックス。マスクにも付かない!
□ 肌の炎症を予防
皮脂を抑えることで、ニキビや肌荒れなどの炎症を予防する効果も。
□ 摩擦から肌を守る
お粉のベールを仕込むことで、マスクの摩擦から肌を守る。
マスク崩れを防ぐ、基本の使い方
お粉で仕上げてもメイクがマスクについしてしまう…そんな人は、お粉のつけ方を見直して!
Point:塗る範囲を意識して仕込んでいく
崩れやすい部分とそうでない部分を意識しながら、パーツごとに塗ること。均一にお粉を塗ると、粉っぽくなり失敗のもとに。
基本の取り方
パウダーを付属のブラシの表面に1回、裏面に1回に取る。各工程の初めに、すべて同様に行って。
1. 頬は肌を磨くように軽く滑らせる
ブラシを上から下へジグザグに動かしながら塗っていく。薄いベールをかけるイメージ。
2. 小鼻はブラシを立ててピンポイントに
崩れやすい小鼻はブラシを立てて、粉を毛穴に入れ込むように。脂性肌の人は多めに。
3. 鼻下部分は上唇に向かって
口周りもマスク生活だと崩れやすい部分。鼻下は、ブラシを上唇に向かって動かし塗布。
4. マスクが当たる顎も摩擦からガード
マスクの摩擦でニキビができやすい顎部分はブラシを下唇に向かって動かし、やや厚めに。
5. フェイスラインはしっかりマットに
マスクのヒモが当たるフェイスライン。耳下から顎先へブラシを往復させて、マットに仕上げて。
使用したのは・・・
小田切ヒロ(おだぎりひろ)
ヘア&メイクアップアーティスト。ラ・ドンナ所属。エッジィなメイクと計算ずくのテクニック、豊富な美容知識でビューティ業界を牽引。昨年からはオンラインサロンやYouTubeなど活躍の幅を広げている。