ヘア&メイクアップアーティスト 木部明美さんの人気連載「おとなメイク実験室」通称“キベラボ”。 毎月さまざまなテーマを決めて、木部さんの感性が光るメイクのTIPSをお届けしています。
今月は、いつもと違う自分になれるポイントメイクをフィーチャー。いつもは避けて通りがちなあの色のアイシャドウ、使ってみませんか?
シャイニーなピンクシャドウが新鮮!
今回使用するのは、パーリーにきらめくピンク系カラーが入ったイヴ・サンローランのパレット。
「ピンクのシャドウは苦手という人が多いですが、ほかのパーツとのバランスを上手に取れさえすれば、大人メイクにもハマリます。たっぷりラメが入ったタイプは今っぽく、ちょっと雰囲気を変えたいときにぴったりです」
メイクパレット シマー ラッシュ/イヴ・サンローラン
ラッシュリフター BR01/ケサランパサラン
こちらが松下さんのいつものメイク。メイク上手ですが、もう少し冒険したいと思う日もあるそう。
まずはピンクのラメ入りシャドウをアイホール全体に。さらに、ホワイトを目頭のみにオン。
「ブラシでふんわりと入れていきます。ラメがたっぷり入ったパーリーなピンクを選べば今年らしさ満点! 血色感がアップして、いきいきとした表情に」
ブラウンのマスカラでまつげをカールアップ。
「ピンク自体にインパクトがあるので、アイラインは引かなくてOK。描きたい場合は、ブラウンやレッドなど、なじみのいい色を選んで。今回はマスカラも、ブラウンを使っています」
完成!
ラメの贅沢なきらめきが印象的な、大人のピンクアイに仕上がりました。
「アイメイク以外も、うっすらと入れたピンクのチークと、ピンクのグロスで統一感を出して。目元を主役に、ほかは引き算することで、大人っぽく見せられますよ」
ピンクのシャドウは何だか苦手と思っていた人も、こんなシンプルな使い方ならトライしやすいはず。この夏は大人のパーリーピンクにぜひトライしてみてください。