ヘア&メイクアップアーティスト 木部明美さんの人気連載「おとなメイク実験室」通称“キベラボ”。 毎月さまざまなテーマを決めて、木部さんの感性が光るメイクのTIPSをお届けしています。
今回は、前回までの計3回にわたってフィーチャーした「ROSE LABO」の代表取締役、田中綾華さんが、木部さんのメイクで変身!
Before
若干25歳にして、代表取締役として急成長中の会社をまとめ上げる田中さん。オフィスに伺ったときには大人っぽく堂々としたふるまいが印象的でしたが、普段の表情にはどこかあどけなさも残ります。
「彼女の素の魅力、可愛さを活かしつつ、しなやかな大人の女性をイメージしたメイクにしてみたいと思います!」
黒「以外」がポイント!
今回使用するアイテムのカラーは、ブラウン~バーガンディが中心。黒は使わず、柔らかいムードに仕上げていきます。ローズラボのアイテムが、どこで登場するかにも注目!
1.アイシャドウパレット パープルピンク/フーミー
2.オーラデュウ プリズム 02/SHISEIDO
3.ナチュラルレインR/ローズラボ
4.ファションブロウ カラードラマ マスカラ バーガンディ/メイベリン
5.ラブ・ライナー リキッド バーガンディブラウン/msh
まずはアイホール全体に1のパレットの上(ピンクブラウン)を、二重の幅に左下(ブラウン)を入れ、グラデーションを作ります。
「ブラシでふんわりと乗せるのがポイント。ピンクブラウンは、普通のブラウンに比べて血色感が出るので、ナチュラルなのに色っぽい雰囲気に」
3のアイラインも、バーガンディをチョイス。
「黒のアイラインは強くコンサバな印象になりがちなので、ブラウンや赤、ピンク系を取り入れてみると今っぽい抜け感が出ます。目をぱっちり見せつつ、優しげな雰囲気をキープ」
眉もアイライナーと同じく、4のアイブロウマスカラで赤系に。
「まずブラウンのペンシルで足りない部分を書き足し、バーガンディのマスカラを塗ります。アイラインと同じで、眉も赤系にしてみると、より柔らかい印象になれますよ」
肌には、2のマルチカラーをハイライトチークとしてON。
「指を使って、頬骨の高いところにハイライトを入れます。さらに、おでこから鼻筋を通って、頬までCを描くように」
ヘアは軽く巻いたあと、オイルでニュアンスをつけます。
「ローズラボの化粧水は、オイルがたっぷり入っているので髪にも使えて◎。ほどよいツヤがでます」
Finish!
完成! 目が合った人をドキッとさせるような、柔らかく女性らしいムードに仕上がりました。ふとこぼれる笑顔に、「田中さんって、見ているだけでこっちが元気になる」と木部さん。
皆さんも、素の魅力を引き出してくれる「バーガンディ」を使ったメイクを、ぜひ試してみてくださいね。