カラーが豊富に揃った2018年秋冬メイク。 何から試せばいいかわからないというGINGER読者のために、人気ヘア&メイクアップアーティスト河北裕介さんがトレンドメイクについてレクチャー。今回モデルとして登場してくれた小嶋陽菜さんと対談しながら、注目している“色”について語ってくれました!
この秋は、パープル系をひとつ持っておくといい!
―――今秋、注目のカラーは?
河北さん(以下河) メイクの流れは’80年代がきている。大胆な色使いで、メ
リハリのある顔がポイント。毎年、新しいキーカラーがはっきりしていて、最近メイクが面白いよね。
小嶋さん(以下小) 私は赤をアップデートしたメイクに挑戦したいな、と。
河 この秋は、パープル系のメイクアイテムを1個持っておくといい。パープルは、ミステリアスでクラシックな要素もあって、アイシャドウとかリップとか、ここぞというときに使えるし、アップデートした自分を必ず見せられる色だから面白いと思うよ。〝脱コンサバ〞なカラーでもあるしね。GINGER読者の皆さんや、はるちゃんが普段着ている、黒、白、ベージュの服にも絶対にハマるはず。
―――でもカラーメイクは難しい?
河 ここで間違えないでほしいんだけど、トレンドカラーをいれたらOKと
いうわけじゃない。特に目元にカラーを入れるのは相当難しい。例えば、目
元がブルーで口元は赤で・・・とか色が多いと散漫な顔になりやすいから、バラ
ンスを考えてメイクしていく。みんなのメイク偏差値が試されてるんだよ。
小 じゃあ、派手なパープルを使いたいときに気をつけたいことは?
河 ほかのパーツに色を使わないというのがセオリーとしては大事。目元に
パープルを入れたら、リップは清潔感や品を演出するブラウン系。逆にリッ
プがパープルだったら、目元はベーシックなブラウンで引き算メイクを。
はるちゃんは自分の顔がわかっている人。世間は、はるちゃんに甘いイ
メージを持っている人が多いだろうし、チークをがっつり塗りそうな人なのに、あまり塗らないよね。それは意外。でもそのメイクバランスが正解。
小 つけすぎなくていいかなって。媚びた感じになるのが苦手なの。
いかがでしたか?
秋新色、何を買ったらいいかわからない、という人はぜひ“パープル”に注目してアイテム選びを。ひとつ取り入れるだけで、トレンドフェイスが手に入りますよ!