“好き”を仕事にするのは楽しそうだし、自由な面が魅力の一方で、何かと不安も多いフリーランスという働き方。そのリアルなマネー&ワークライフ事情を大公開!
フリーランスになって収入は上がりましたか?
- YES 78%
- NO 22%
前職よりも収入が上がったと回答した人はなんと78%! 独立1~2年目に収入が1.5倍~3倍になったという人も多数いる結果に。ただ、競合が多い業界やトレンドに左右される業界は、会社員時代よりも収入が下がったというケースも。
独立時の貯金額は?
- 0~10万円未満 22%
- 10万~30万円未満 11%
- 30万~50万円未満 16%
- 50万~100万円未満 19%
- 100万~250万円未満 21%
- 250~500万円 8%
- 500万円以上 3%
「ある程度の蓄えがないと独立できない…」と考える人も多いけれど、半数以上が独立時の貯金額は100万円未満だったということが判明。意外にも「お金はないけど独立してみよう!」という人は多いみたい。
そのうち独立資金は…?
- 平均46万円
デザイン、ライター、営業職など業種によっては、パソコンさえあれば仕事ができることもあり、独立資金は50万円以下という結果に。資格取得費や機材代などがメインの出費。
一週間の平均労働日数は?
- 5.8日
アンケートによると、週平均の稼働日数は5~6日との回答が半数を占める結果に。ただ、1日の稼働が3時間以内の日もあり、無理をしない働き方だからこそ毎日働けるのかも。稼げるうちに稼ぐという声も複数ありました!
独立時の居住ステイタスを教えて
- 実家暮らし 49%
- ひとり暮らし 34%
- パートナーと同居 13%
- その他 4%
家賃や生活費の発生しない実家暮らしであれば、収入が不安定でもフリーランスに挑戦しやすい環境。独立時の貯金額とも比例していて、ひとり暮らしの人や既婚者は100万円以上の貯金がある状態で独立した模様。
万が一に備えて、民間の保険に加入しましたか?
- 加入していない 46%
- 独立前に加入 33%
- 独立後に加入 18%
- その他 3%
約半数が保険に未加入と回答。会社員よりも社会保障が手薄になるため、「就業不能保険」や「収入保障保険」など、病気で働けなくなった場合に毎月給付金が受け取れるものに加入しておくのもひとつの手。20~30代であれば月3,000円程度で加入可能!
飛び込む前に知っておきたい!フリーランスの天国と地獄
- 天国!
誰からも指示されることなく、上司がいないという環境だけで天国。会社の評価システムからも解放されて、自分ファーストで働けて、究極のストレスフリー。(32歳/Webディレクター)月収が会社員時代の3倍の約100万円に! 忙しくても好きなことだけを極められる環境には大満足♡ 経費精算や打刻など会社員特有の雑務がないのも、天国。(34歳/フリーPR)
自分の好きなタイミングで休暇を取れること! 会社員として働いていたときは混雑する大型連休にしか旅行できませんでしたが、独立後はワーケーションやノマドワークも活用中。(28歳/スタイリスト)
- 地獄…
体調を崩す=仕事が飛ぶという恐怖感と常に隣合わせ。コロナ感染や濃厚接触者になると半月分のギャランティがなくなってしまうので、コロナ対策は徹底しています。(30歳/ヘアメイク)自分の仕事に対する報酬交渉がとにかくストレス。報酬があとで判明することもザラ。とても安い金額で仕事を受けてしまって、苦労してやったわりに二束三文の報酬…ということも。(27歳/Webライター)
納品から報酬が支払われるまでの間に、取引会社が倒産…。もちろん、報酬に関する音沙汰はなし。いつ何時トラブルが起きてもいいように、法律的な知識を身に付けておけばよかったと後悔。(36歳/アートディレクター)