パートナーシップコーチ、小松恭子さんの連載。よくある恋愛の悩みをピックアップし、パートナーとよい関係を築くためのアドバイスをお届けします。
大好きな彼に「可愛くない!面倒くさい!」そんなネガティブ印象をもたれてしまっては上手くいくものも上手くはいきません。今回はそんな誤解を避けるための「素直なあなた」を表現するポイントをお伝えします。
素直とワガママの違いは何でしょうか? 素直な気持ちを伝えているのに、彼が遠ざかる、そんな女性に読んでいただきたい内容です。
「私は正しい」を一度捨てる
付き合っていくと意見の相違は当たり前のようにでてきます。そんな時、あまりにも頑なに自分の意見を押し通そうとしていませんか? もしくは我慢して表情が曇るとか、不機嫌な態度をとったりしていませんか? これらを繰り返すのは「私は正しい、あなたは間違っている」と言い続けているようなもの。更には「可愛くない女性」の印象を強めるだけ。
どんな時も必ず彼の主張に耳を傾けることを心がけてくださいね。あなたが自分の意見がベストであると考えるように彼にも自分の意見がベストだという想いがあるのです。
彼の心を動かすのは「思いやりのある自己主張」。相手の意見を尊重した上で自分の意見を述べる素直さが大切です。
素直に戻してくれるマジックワード
本当はケンカしたいわけではないのにちょっとした彼の言動をきっかけにケンカを仕掛けてしまう。その後、自己嫌悪に陥り落ち込む。そんなケースに遭遇することがあります。そんな女性たちに意識してほしい言葉、それは「ごめんなさい」。
ヒートアップした場を収めるために「ごめんなさい」を活用してほしいのです。「ごめんなさい」は2人の気持ちをクールダウンさせてくれるマジックワード。謝罪するためだけに使う言葉ではなく「あなたと仲良くしたい」という素直な気持ちを彼に伝えられる言葉でもあるのです。
攻撃的な自分がでてきた時、引くに引けなくなってしまった時、意識的に素直な自分に戻してくれる「ごめんなさい」を挟んで一呼吸しましょう。
素直になりたい、でもなれない、それでもなろうとする努力はしている。そんなもどかしさを抱える女性は多いもの。男性は素直な気持ちを大切に扱おうとしている女性を大切にします。ケンカしてしまいそうな時ほど、素直な自分を意識してください。
感情を溜めこまない
イラッとしたり、モヤッとしたり、そんな時は瞬時に相手に伝えること。これは素直さを保つための秘訣です。ネガティブな感情を溜め込むと素直さが失われていくということを知っておいてくださいね。
例えばイライラが溜まれば、ちょっとした彼の言葉に敏感に反応して相手に当たるようになります。これでは男性も辛い。
いつでもあなたの本当の気持ちは「彼と楽しく過ごしたい」だと思うのです。であれば、自分が抱く感情の責任をもつこと。誰かや、何かによって簡単に感情が乱されないようになることです。
そのためには溜め込まない、不快感はその場で処理する習慣を付けましょう。イラッとしたら、「それはいや!」、モヤッとしたら「それなに?」と軽く伝えていくことで溜め込みは簡単に防止できます。
これは彼にその時々の素直なあなたを教えてあげる行為。彼にとっても嬉しい行為なのです。
もし今、不快な感情が溜まっていると感じているならば、優先すべきは心のお掃除。素直な可愛らしい本来のあなたを彼に届けていきましょう。彼はそんなあなたに惚れなおすことでしょう。
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