月間約600万PV、twitter約36万フォロワー(2アカウント合計)! 日本一恋愛相談を受けている大人気ブロガー DJあおいさんによる恋愛講座、第78回目。
結婚偏差値60の問題です。
恋愛で必要のない三つの「キ」とは、やる気、勇気、◯◯期
○○に当てはまる言葉を入れて、文章を完成させてください。
正解は「モテ期」でした。人生には二度のモテ期がある、と言われているけれども、小学校低学年の頃に一度あっただけで、なかなか二度目が来ない。もしかして一度目のモテ期と思い込んでいた小学生時代のモテ期は二度目だったのではないか、一度目は記憶に定着していない乳幼児の頃にすでに終わってしまったのではないか――と狼狽している皆様こんばんは、DJあおいです。
嗚呼、それにしても、「モテたい、雨にも負けず風にも負けず、雪にも夏の暑さにも負けずにモテたい」と、相談なのか愚痴なのか、それとも独り言なのか、そんな話をよく聞かされます。例えば、一度に三人のイケメンからアプローチされたとして、想像の範疇では鼻の下を伸ばして気色ばんだ顔であらぬ妄想劇場に浸りニヤニヤすることもできるのですが、それが現実のものとなってしまったとしたら、たぶん普通に困るのではないでしょうか。
妄想世界だからこそモテてる自分は楽しいのであって、それがノンフィクションの現実世界になってしまったら修羅場でしかなく、狭いコミュニティ内の出来事であれば、もうそこには居た堪れなくなってしまいますよね。
現実世界でモテることに、それほどメリットはないんだよと、モテたい病の患者さんにはよく言って聞かせるのですが、そんなことは分かっているけど、それでもモテたいと言うのです。よくよく聞いてみると、彼女たちは異性にモテたいというよりも、自分だってそこそこ男にモテるんだぞということを、自分と同じ女性に知らしめたい、そんな願望の方が強いようです。友人関係のなかで、自分だけが特別モテないというのが居た堪れない、べつに特別モテなくてもいい、ただ普通にモテたい、そう、私は普通になりたいだけなのだ、と力説しておりました。
まさか「普通」という基準値に“モテ”というカテゴリがあるとは夢にも思わず、もしかしたらモテたい願望が強い女性は、女性間の人間関係における自分の立場にコンプレックスを感じている人に多いのかもしれないなと、うつろに思ったのでした。以上、DJあおいでした。
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