SOGI(性的指向と性自認)というワードをご存じですか? LGBTと呼ばれる人たちに限らず、私たちは一人ひとり違ったセクシュアリティを持っています。今回は、多様な性のあり方を知るきっかけとして、読者の皆さんの声を集めてみました。
※この記事はGINGERサポーターアンケート(今回の調査対象は約100人)を軸に構成。プライバシー保護のため、個人データは省略して記載しています。
Aさん(33歳/通信業界・秘書)の場合
「自分のことは女性だと思っていますが、男性とご飯に行くよりも女性と行く方が緊張するのはなぜか・・・自分でも不思議に思っています。ちょっと男っぽいところがあるのかも。
恋愛したいと思うことも、人を好きになることがあまりないですね。男性にたいしてカッコいいなとか、仲良くなりたいなと思うことはありますが、付き合いたいという気持ちが湧かず。付き合ったとしても、すぐに飽きてしまいます。それにSEXは面倒で、したくありません」
Bさん(30歳/IT業界・企画)の場合
「学生時代は女子校に通っていたこともあり、女性に言い寄られた経験も何度かあるのですが、何度考えてみても私自身は男の人にしか恋愛感情は持てないな、と思います。
たぶんわたしはかなり恋愛体質で、幼少期から少女漫画が大好きで、恋バナも大好きだったのに、女子校でフラストレーションが溜まったせいか、社会に出てから恋愛感情があり余りすぎて、コントロールが大変でした(笑)。性欲も高くて、彼氏ができるたびに求めすぎて引かれます・・・」
Cさん(26歳/自営業)の場合
「心の性について悩んだことはなく、男性しか好きになったことはありませんが、女性ならではの“つるむ”文化など、性(しょう)に合わないなと思うことがたくさんあります。
私は恋愛をすると気分をかなり振り回されるので、あまり向いてないのかなと思い、仕事に集中して気持ちをセーブするようにしています。今の自分の三大欲求の合計を10で表すと、8=睡眠欲、1=食欲、1=性欲。これでいいと思っています。
いずれ結婚するとしたら、できれば恋愛感情のない相手と結婚したい。恋愛感情なしの友達と結婚する“友達婚”にとても興味があります。でも“友達婚”の概念が広まらない限りなかなか難しいと思うので、早く世に広まってほしいです」
今回ご紹介した3名は、体の性は全員「女性」でありながら、心の性や恋愛感情の有無、性的欲求の高さはそれぞれで、大きな違いがありました。
あなた自身は、どうですか? このアンケートには“正しい”回答はありません。一人ひとりの答えが違って当たり前。自分ならどう答えるか、自分自身のことをもっとよく知るきっかけとして、ぜひ考えてみてくださいね!
以上、アラサーリアル調査でした。