モテる女性がモテるのは、やはりそれ相当のワケがある。容姿うんぬんは、それぞれの事情があるので各自それぞれの努力や工夫が必要かと思いますが、言葉選びや言葉遣いはモテ女のテクニックを学び取って実践するのが有効。今回は、異性に食事を奢っていただいたシーンで、どういう返しをするのがよいのか?をマジメに考察します。
まずはNGパターンをチェック
合コンで、デートに誘われて、仕事の流れで食事をして・・・結果、男性側がお支払いをしてくれるというシーン。
さて、ご馳走になる女性側はどんな対応をすると好印象なのでしょうか?
まずは、非モテな対応を男性陣にリサーチしましたので、心当たりのある方はご注意ください。
【NGパターン1】
バッグから財布を取り出して『私も払います』
↓
「これ、あるあるなんだと思いますが、女性側は“払う気持ちがあります”というアピールでしょうけど、いやいやここは僕が・・・みたいな、お決まりのやり取りをすることに疲れる(笑)。もちろん、奢ってもらって当たりまえ的に態度もNGですけどね」(広告代理店勤務・32歳男性)
【NGパターン2】
『小銭たくさんあるから、せめて端数だけでも払わせて』
↓
「付き合いが長くなると出てくるパターン(笑)。小銭とか出してきて、オバちゃんくさい(苦笑)。端数を払っただけで、自分も支払ったんだから・・・って気持ちになってるのが困る。で、ご馳走になった有り難味は忘れてしまうんだよね。自分では気が利いてるつもりになっていて、実は気遣いができていない」(インテリア会社勤務・30歳男性)
【NGパターン3】
『ごめんね、私、〇〇くんと違ってお給料安いから(=貧乏だから、薄給だから、お金ないから、お金持ちじゃないから、給料日前で金欠だから)』
↓
「こちらが“エリート”で“高給取り”みたいに褒めてるつもりらしいんだけど、いやいや違うでしょ。気持ちよく奢りたいのに、このテのセリフのせいで “ボランティア活動か!?”みたいな気分にさせられる」(弁護士事務所勤務・35歳男性)
【NGパターン4】
『すみません、ご馳走になっちゃって。大丈夫ですか?』
↓
「大丈夫ですか?って、文字どおりに解釈すると “お金あるんですか?”ってことになりますよね。こちらの懐具合を心配しているふうで、ある意味、失礼(笑)。そんなに心配なら、払えよって言いたくなる」(スポーツインストラクター・30歳男性)
【NGパターン5】
『彼女でもないのに、(ご馳走になっちゃって)すみません~』
↓
「と、言われたことがあって、は!?と思った。この人、彼女になったらお金払わないタイプなのかな、とか。オレが彼女じゃない女性には奢らないようなケチに見えたのか、とか。奢ってもらったけど“あなたの彼女にはなりませんよ”という意思表示か?、とか。いや待てよ、“じゃあ、彼女になってください”とか言われたいのか?、とか。いろいろ頭の中を駆け巡った(笑)。不用意な返しは、やめてください」(玩具メーカー勤務・29歳男性)
ふぅー、男性陣は、女性側のセリフを意外と真っ向から捉えて、あれこれと思いを巡らせている様子。
お金(支払い)が絡むデリケートなシーンだけに、女性側もきちんとした対応が必要です。
じゃあ、きちんとした対応とは・・・?
とにかく、相手に気持ちよく奢らせる
このテーマで今まで何人もの男性にリサーチしましたが、結論からいうと「気持ちよく奢らせてくれ」というのが彼らの言い分。
「感謝の気持ちを素直に表現してもらえるのが、一番気分が上がる」というわけです。
そんな彼らを喜ばせた、具体的なセリフをピックアップしました。
「めちゃくちゃ美味しかった~。高かったでしょ!? 本当にご馳走さまでした」
「本当に甘えちゃっていいんですか! うれしすぎる! ありがとうございます!」
「今日のこと、自慢しちゃいます! 贅沢な時間をありがとうございました」
「私ばっかり、最高に幸せな思いをしてしまって・・・。本当に楽しすぎました!」
「今までで一番美味しいイタリアンでした、感動! ありがとうございました! この後のお茶は私にご馳走させてください」
・・・などなど。
とにかく、今回の食事が今までになく、美味しくて、楽しくて、最高だった!というスペシャルな体験(はい、もちろん大袈裟でいいんです)をさせてもらったということを盛り込みつつ、ご馳走さまでした、ありがとうございます、としっかりとお礼のフレーズを口にすること。
下心があってもなくても、男性陣は、女性に感謝されることで気持ちが昇っていくのです。これ、相手が男性でなくても、もちろん大事。奢られる側のマナーとして、覚えておきましょう!