ステイホームを経験し、改めて気付かされた、居心地のよい家づくりの大切さ。そこでセンスがいい人のこだわりの家を大解剖。その人らしいセオリーが隠された三者三様の暮らし方から、理想の家づくりのヒントをリサーチ!
統一感のある静かな空間
大阪府北摂エリアののどかな住宅街に居を構えた、ヴィンテージ&セレクトショップ「リトマス」バイヤーの綾部帆乃香さん。着る服はカラフルな色や柄のアイテムが多いけれど、部屋は落ち着いたトーンでまとまっている。
「色にあふれた部屋への憧れもありましたが、お店の内装が白で統一されているように洋服が美しく映える空間を意識しました」
四六時中、洋服のスタイリングのことを考えているのが幸せと語る。
「家は忙しい毎日で唯一、好きなことだけに想いを馳せ、ぼーっとできる大切な場所です」
間取り
ファミリー向けマンションは、大量の洋服を収納するスペースを確保できることが決め手。
寝室
〈左〉モノトーンでまとめたインテリアが、部屋の印象を一気に格上げする。ヴィンテージと現代のデザインを組み合わせて。
〈右〉日本製にこだわったサータのマットレスを導入。
インテリアになるものだけをディスプレイ。スタッフが描いた絵がお気に入り。
リビング
ヴィンテージショップで購入したインテリアを中心に構成。大阪のウォントアンティーク ライフ ストアや神戸のラブファニチャーが行きつけ。
リトマス バイヤー 綾部帆乃香さん
大阪のヴィンテージ&セレクトショップ、リトマスでバイヤーとして活躍。デザイン性に富んだアイテムをMIXした唯一無二のスタイリングに注目が集まる。