ステイホームを経験し、改めて気付かされた、居心地のよい家づくりの大切さ。そこでセンスがいい人のこだわりの家を大解剖。その人らしいセオリーが隠された三者三様の暮らし方から、理想の家づくりのヒントをリサーチ!
ファッションとリンクしたとことんナチュラルな居場所を目指して
この春から大阪と東京の2拠点生活をスタートさせた、クリエイティブディレクターの高園あずささん。
「完全なOFFの場所」と話す大阪の新居では、そのファッションスタイルと同じく、リビングから子供部屋まですべてのスペースで“ナチュラルで心地よいと感じるものだけを置く”ことを徹底。
「そこにヴィンテージ家具や、インテリアのアイデア源でもある旅先で出合ったアイテムを合わせるのが好きです」
環境が変わっても、自分らしくリラックスできる空間を作り上げている。
【間取り】2拠点生活ならではの条件
大阪と東京を頻繁に行き来するため、間取りより交通の便を重視して選んだ現在の住まい。
【リビング】旅先で出合ったアイテムで空間作り
1. 家族が集まるリビングの中心には、大阪に来てから通うようになったセレクトショップ、ポートで出合ったヴィンテージ のテーブルを。
2. リビングに飾られた絵は、アーティストの友人にオーダーしたもの。柔らかな色合いが部屋の雰囲気と見事に調和している。
3. 香り系アイテムも充実。「パーム オブ フェロニアのスリープスプレーが最近のヒット」
4. スタンドライトは旅行先のロサンゼルスで購入。
【子供部屋】ナチュラルさを重視
子供部屋には、おもちゃを自分たちで片づけられるように大きなカゴを設置。
クリエイティブディレクター 高園あずささん
アングリッドでクリエイティブディレクターを務めたあと、2022年に独立。ファッション以外にもソファをプロデュースするなど、活動の幅を広げている。