トレンド最前線に立つ、ファッションマニアたちのクローゼットを突撃訪問。彼女たちのおしゃれマインドが詰まった、秘密の扉をオープンします!
今回ご紹介するのは、トゥモローランドのバイヤーとして活躍する山野邉彩美さんの自宅のクローゼット。“隠す”と“見せる”のバランスが取れた収納術は必見です。
手持ちのアイテムがぴったり収まるふたつのクローゼット
海外を飛び回りトレンドを追う山野邉さん。「私の手持ち服はすべて投資品。長く大切に着るための服だけです」と話す彼女のワードローブは、まさに少数精鋭。
寝室のクローゼットには、色鮮やかな洋服コレクションが並びます。
玄関横のシューズクローゼットは、物置としても使える広いスペース。
「靴はスペースを取るのでシューズクローゼットはマストでした。服のクローゼットがミニマムでも靴を優先して正解。全体量を把握して、必要な収納を選ぶことが重要だと思います」(山野邉さん)
隙間を逃さない統一されたトップスの平置き
丈の長いアイテムがハンガーパイプを占領しているので、カットソー類は空いたスペースを埋める平置きに。
「すっきり見えるよう、畳み方は統一しています」(山野邉さん)
ボックス類を使用せず重ねているので、何がどこにあるのか一目瞭然。
趣味とインテリアが融合したディスプレイ収納
コンパクトなクローゼットに比べ、リビングには器を並べた大きなシェルフが。器の中にはコスメやアクセサリーが収納されています。
「器好きの延長で陶芸を習い始め、いよいよ収納が足りなくなりシェルフを購入しました。ここはアクセサリーやコスメなど、細かいアイテムを小分けにして収納するのに活用しています」(山野邉さん)
自作の器はアクセサリー入れとして活用。高さのある器にはピアスをぶら下げています。
足りない収納を“並べて見せる”テクニックでカバーしている山野邉さん。収納アイデアで成立させたコレクター空間を、ぜひご参考に。