在宅仕事が続く方も多いなか、忙しい毎日の食事において冷凍うどんは心強い味方。レンジがあれば茹でる必要もなく食べられるので、洗い物が少なく済むのもうれしいですよね。そんな冷凍うどんを使った、クリームうどんをご紹介します。見た目はこってり、高カロリーに見えますが、実はたっぷりと野菜が入っているので、ひと皿でも栄養をたくさん摂ることができます。
薬膳的セルフケア食材
・きのこ類(まいたけ、しめじ):お通じの改善
薬膳では難しい生薬だけではなく、わたしたちが普段手に取る身近な食材もさまざまな効能を持っているとされています。まいたけやしめじをはじめ、えのき、エリンギなどのキノコ類にはお通じの巡りを助ける力が。食物繊維も豊富です。
秋は、実は一年のなかでも便秘になりやすい季節。湿気でいっぱいの梅雨や夏が終わり、外気の乾燥が始まる時季です。肌の乾燥や、鼻やのどの渇きを感じるようになった方も多いのではないでしょうか?
乾燥した空気を吸い、肺が乾くと同時に乾くのが「大腸」です。便秘の原因はタイプによりさまざまにあるのですが、ここ最近特に気になる方、上記のような箇所の乾燥も同時に気になる方は、季節のせいかもしれません。そんなときは、ぜひたっぷりのきのこ類を食べてみてください。
また、今回のうどんは牛乳を使ってクリーミィに仕上げます。乳製品は体を保湿する働きがあるので、こちらも秋におすすめです。
冷凍うどんで簡単ランチ「たっぷりきのこのカレークリームうどん」
●材料(2人分)
冷凍うどん 2玉
豚バラ薄切り肉(しゃぶしゃぶ用) 100g
しめじ 1/2株
まいたけ 1/2株
しいたけ 2枚
玉ねぎ 1/4個
牛乳 150ml
カレールー(フレークタイプ) 40g
しょうゆ 小さじ2
細ねぎ(小口切り) 適量
サラダ油 小さじ1
●作り方
1. しめじとまいたけは石づきを落としてほぐす。まいたけは固い部分を落とし。傘と軸は薄切りにする。玉ねぎは薄切りにする。豚肉は3cm幅に切る。うどんは袋の表示通りにレンジで解凍する。
2. フライパンにサラダ油を中火で熱し、豚肉を炒める。8割がた色が変わったらしめじ、まいたけ、しいたけ、玉ねぎを加え、しんなりするまで炒める。水100ml(分量外)を加える。
3. 火を止めカレールーを入れて溶かす。溶けたら再び中火にかけ、30秒ほど煮立てる。牛乳を加えしょうゆで味を調え、とろみがつくまで煮る。うどんを加えてさっと絡め、器に盛り、細ねぎを散らす。
●ポイント
・きのこは複数種組み合わせることで風味が豊かになります。
・カレールーは固形タイプの場合刻んで使用し、濃度も異なる場合があるので少なめから加えてください。
・豚肉は、鶏や牛、ひき肉に変えてもおいしく作れます。