こんにちは。お料理担当の坂本ちなみです。ご近所さんに94歳の可愛いおばあちゃんのお友達がいます。お会いするとほとんど私の質問におばあちゃんが答えてくれる形式で話は進むのですが、四季の移り変わりを大切にしながら生活するおばあちゃんのお話は余すところなく大切なことばかり。
最近の私の質問は「2月に食べる食材でおすすめはありますか?」。するとおばあちゃんは「節分があるから豆料理をたくさんこさえなさい。マメに生きると長生きするよ」と優しい口調、そして笑顔でにっこり答えてくれました。
薄揚げ・厚揚げでお手軽ごはん
おばあちゃんがよく食べる大豆料理はお豆腐だそう。94歳まで病気知らずでこれたのも大豆のおかげだと話してくれました。
「買いすぎて余ってもいいのよ。薄く切ったり賽の目切りにして油で揚げて、薄揚げや厚揚げにすればいいんだから」。なるほど。その日もおばあちゃんと会っているあいだ、すかさず携帯にメモ。
写真は水菜を巻いた薄揚げをくるくる巻いてダシで煮込んでいます。そこへ豆腐と大根おろしをたっぷり入れてみぞれ鍋に。心も体もぽかぽかに温まる大豆メニューです。
こちらは、油抜きした厚揚げを開いて二等分したもの。一旦ダシで煮込んで、そのあとオーブントースターやフライパンなどで香ばしくカリッと焼き上げています。大葉と大根おろしを添えてゆずポン酢でいただきます。
見た目にも華やかで、おもてなしの一品としてもお出しできるメニューです。作り方は、以前の記事をご覧くださいね。
おばあちゃんも大好物だと話してくれた「生姜きつねうどん」、早速作ってみました。ダシ醤油で甘辛く煮た油揚げとおろし生姜の風味が合わさって絶妙でした。たっぷりの炒りゴマと三つ葉を入れると「幸せの生姜きつねうどん」の出来上がりです♪
ぜひ、作ってみてくださいね!