取り立て注意!世話好きオンナたちの‟貸し”の重みとは?

女芸人 紺野ぶるまさんによる女観察エッセイ「奥歯に女が詰まってる」。GINGER世代のぶるまさんが、独自の視点で、世の女たちの生き様を観察します。   

第18回  貸してくる女

あなたの周りにもこんな女性いませんか?

よく気が付き、面倒見がよく、お世話好きな女性。

誰かが、

「着てきた洋服にタグが付きっぱなしだった!」

なんて言えば、

「眉毛切るハサミならあるよ!」

と瞬時に差し出し、

また誰かが、

「うわ〜お土産買いすぎちゃった〜」

と言えば、

「ビニール袋持ってるよ!」

と鞄から取り出し、入れるところまで手伝ってくれる。

なにかと相談に乗ってくれ、
誕生日などのお祝いには上下関係などないはずなのに、こちらよりも少し高いものを差し出してくる。

徐々に

「あれ?さすがにここまでされると・・・」

と感じるようなことも出始めるが、時すでに遅し。

こういうタイプは、ある日突然、

「わたしが友達(あなた)のためにこんなにしてあげてるのに!」

と怒り出す。

一見、見返りを求めず、
「わたし世話好きなの〜」と仏のように見えるが、実はきっちり「貸し」としてカウントしているから気をつけなければいけない。

それでいて、不当金利だ。
知らない間にものすごい利息(してもらった以上の貸し)が加算されている。
(小さいハサミを)貸してくれた時は笑顔だったのに、積もり積もってある日、般若のような顔で取り立てにくる。もはや闇金だ。

時として、
優しい人には気をつけなければいけない。

最後に
世話好き女とかけまして
歌を覚えない人と解きます

その心はどちらも
すぐ貸し出す(歌詞出す)でしょう

今日も女たちに幸せが訪れますように。

文/紺野ぶるま

紺野ぶるま
ナビゲーター
紺野ぶるま
1986年9月30日生まれ。松竹芸能所属。「R-1ぐらんぷり」や「女芸人NO.1決定戦 THE W」で女芸人NO.1決定戦THE W」で2017年、2018年、2019年3年連続ファイナリストに進出するなど、今注目の女芸人。特技は大人のなぞかけ。紺野ぶるま10周年記念単独ライブ「新妻、お貸しします。‐ぽっきし税抜き 3,000円‐」DVD、初の著書『下ネタ論』( 竹書房 )が好評発売中。
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