どんな料理にも合う!中東発祥のスパイス塩「デュカ」の手作りレシピ

こんにちは。お料理担当の坂本ちなみです。もう随分前のことですが、エジプト料理レストランへ足を運んだとき、レジ横で「自家製デュカ」と書かれたナッツ塩が販売されていました。1袋しか購入しなかったので、いろいろな料理に混ぜ込んだり振りかけたりしているうちに、すぐに無くなってしまいました。
再びレストランを訪れた際に、美味しかったことを伝えると「家で簡単に作れるよ」と言われ、早速試作。何度も繰り返し作っているうちに、本場のデュカよりスパイス少なめで、和食やスイーツまで何にでも合う我が家のレシピが出来上がりました。

“奥行のある味”が自宅で簡単に!

作り方はとっても簡単です。すべての材料をフライパンで炒り、粗熱が取れたらフードプロセッサーで撹拌するだけ。キレイな保存瓶に入れ、2週間ほどで使い切るようにします。

〈材料〉
ナッツ類 100g
白ごま 20g
クミンシード 10g
コリアンダーシード 10g
岩塩 8g

今回はミックスナッツを使いましたが、ピーカンナッツが入っている場合とそうでないときはかなり味に差があります。カシューナッツと松の実や、アーモンドとマカダミアナッツなどの組み合わせも美味しかったです。塩入りのナッツをお使いの際は、岩塩の量を調整してください。

フライパン(弱火〜中火)にスパイスを入れて、潰すように炒ります。さらにナッツ類を加え、全体を混ぜながら炒ります。香りが立ってきたら、火を止めて冷ましたあと、すべてをフードプロセッサーにかけ、好みの細かさに撹拌したら出来上がりです。

こちらは、サモサの具材にデュカを混ぜ込んで作った変わり春巻きです。パリパリッとした皮の歯ごたえと、スパイスの風味が効いたふかふか具材との相性が抜群!

こちらは里芋のツナボール。デュカを入れ込むことで味に奥行きが生まれ、冷めても美味しい。お弁当のおかずにぴったりです。

生姜とデュカで作る牛肉のそぼろ煮。醤油、紹興酒、みりん、砂糖も加え味付けしたあと、仕上げににんにくオリーブオイルをひと回ししています。

里芋と空豆のベシャメルソース仕立て。食べる前にデュカをパラパラ。味のアクセントになります。

パン粉にも混ぜ込みます。スパイスの効いたパン粉で作る揚げ物は格別です。我が家では、このパン粉を使ってエビフライやホタテフライを作っています。白身魚のパン粉焼きにも、ぜひ使ってみてくださいね。

カレーやシチュー、スープなどにも! ナッツが入ることで、ユニークな味わいに。グラタンやピザなども、振り掛けるだけでオリエンタルな風味を楽しめます。

その他、バニラアイスやクッキー、サラダなどなど・・・。もちろん、現地の食べ方「パンにデュカ&オリーブオイル」もおすすめです! ぜひ、あれこれたくさん試しながら、オリジナルデュカを探ってみてくださいね。

写真・文/坂本ちなみ

坂本ちなみ/料理研究家、フードライター
ナビゲーター
坂本ちなみ/料理研究家、フードライター
フードライター。旬野菜を使ったレシピ考案。野菜好きが高じて庭に畑を作る。野菜のお世話をしながら日々作っている料理をインスタグラムにて配信中。著書『野菜のごちそう弁当』も人気。インスタグラムアカウント名@chinamisakamoto
このナビゲーターの記事を見る