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TRENDLIFESTYLE

2018.09.28

ジョバンナ洋子ママが大人デビューしたものって?

大人女子が行き詰まった時に読めば、気づかぬうちにポジティブになれると評判のジョバンナ洋子ママによるピリ辛連載「ま、一杯飲んでベッラ ヴィータよ」。南麻布の「Bar D’Amore(バール ディアモーレ)」を舞台に、好奇心旺盛なママが繰り広げるトークは興味深いネタが満載。人生にドラマがないと嘆く子羊がご来店の第6夜は、オペラの勧め。今宵もイタリアワイン片手に、痛快トークで秋を深めましょ!

ジョバンナ洋子

【第六夜】新体験! オペラ鑑賞してみない?

チャオ、チャオ、チャオ! どうして電話を切る時に、あんなにもイタリア人はチャオを連呼するのかしら〜。愛情深いっていうか、いかにも名残惜しそうに聞こえるわよね。やっぱり、アモーレとパッションの国柄ね。里帰りしてきたばかりだから、改めてそういうイタリア人のキャラクターを羨ましく思ったわ。日本人ももっとストレートにそういう感情表現をすべきよね

「ひとりなんですが、いいですか?」

いいも何も、うちは8割おひとり様よ。お好きなところに座って。今日はプンタレッラっていう苦味が特徴のイタリア野菜が手に入ったから、イスキア島で入手してきたアンチョビと合わせた特製サラダがあるけど、少しいかが?

「わぁ〜本場っぽいですね! クセありな味、好きなんです」

じゃ、そろそろ秋も深まってきたし、軽めの赤でもいいかもしれないわね。

「お願いします!」

遊び友達、正直減っています

アナタ、とはいえ、なんだかちょっと浮かない顔してるわね?

「ちょっと、このところ悩んでいて……。仕事仲間や後輩もノリが悪くて、誘っても飲みにもつきあってくれないんです」

そうらしいわね。人間関係が希薄っていうか、つまんない時代になったわよね。これはSNSが浸透する前からの話だけど、特にアナタくらいの30代後半からは、ライフスタイルが大きく変わるのよ。結婚して子供が生まれれば家族優先にならざるを得ないし、独身なら経済事情や親の健康状態なんかによって同じように楽しめなくなるのよね。

「そうなんですよ。私はバツイチなんです。パートナーは欲しいけど、もう結婚という形態にはこだわりたくないし。だからママのお店は、ひとりでぷらっと立ち寄れて助かります」

そうね、私もそんな風に悩んでた時期もあるけど、グダグダ言う前に、行ったことない場所や、やってないことがたくさんあることに気づいて。それはひとりじゃないと濃く楽しめない時もあるし。あまり興味のない人を誘うと、かえって気を使っちゃうじゃない。

「そう、付き合わせた感が強くなっちゃうんですよね。スケジュール合わせてるうちに、どんどん先延ばしになっちゃうし」

オペラで完全なる非日常に浸る!

ジョバンナ洋子

私はある時、イタリアでオペラを観る機会を得たんだけど、少し新解釈な演出だったから、誘った友達は衣装が嫌だ、もっとクラシックなものを見たかっただって不満をもらした挙句、寝落ちしてたのよね。

「マジですか! 度胸あるお友達ですね(笑)」

だからひとり旅でリベンジして、オペラに目覚めたのよ。人気演目は限られているからストーリーはわかりやすいし、最近味わえない格式と情熱を両方体感できるのがいいのよ。そこでヴィットリオ・グリゴーロっていう濃いめのテノール歌手をチェックするようになって。年末に来日するから観に行くのよ〜♥

「なるほど。考え方を変えることで、全部がうまく回っていくってことですよね」

そうよ、動き出さなきゃ始まらないの。結局は死ぬときゃひとりなんだし、美味しいものを食べて、時間を有効に使って、楽しまなきゃ。

「切り替えてがんばります!」

どう生きたか、がアナタの顔を作る

バローネ・リカーゾリ ブローリオ キアンティ・クラッシコ
人生を楽しんでいるかどうかは、その人を見ればすぐわかっちゃうのよね。その人から出ているオーラの純度が違うから。日々の積み重ねで顔はでき上がるから。そういう意味ではワインも同じ。どんな歴史を経て、どんな環境で育ったぶどうで、どんな風に愛情を込め作られてきたか。さ、今宵の一本をご紹介するわ。

【今宵の一杯】
バローネ・リカーゾリ ブローリオ キアンティ・クラッシコ

バローネ・リカーゾリ ブローリオ キアンティ・クラッシコ

イタリアワインの代表とも言える赤ワイン「キャンティ」。イタリアの土着品種サンジョヴェーゼを80%、11ヶ月以上の熟成を経たものが「キャンティ・クラッシコ」と呼ばれます。その基礎を築いたのが今回紹介するワイナリー、バローネ・リカーゾリ。歴史はブローリオ城を拠点に1000年余り! “鉄の男爵”との異名を持ち、イタリア共和国の首相も務めた現オーナーの祖先、ベッティーノ・リカゾーリ男爵が、サンジョヴェーゼ種に他品種のワインを加えた混合率を生み出したことでクオリティが安定し、世界に広まったと言います。
生き生きとしたルビーレッドで、果実味がありながら漂うミネラルとスパイス感はブローリオの特徴。飲みやすさも、コスパも優れたワインです。

バローネ・リカーゾリ ブローリオ キアンティ・クラッシコ

Brolio Chianti Classico
トスカーナ州
サンジョヴェーゼ80%、メルロー15%、カベルネソーヴィニョン5%
750ml ¥2,900(参考小売価格)

フードライナー
078-858-2043

TEXT=ジョバンナ洋子

ILLUSTRATION=ユリコフ・カワヒロ

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